45期碁聖戦第2局は挑戦者の一力八段が勝ってシリーズ対戦成績を2勝0敗とし、待望のタイトル奪取に後1勝と迫りました。ポスト井山の筆頭と言われながら、七大タイトルに関しては後輩の芝野名人などに後れをとっていました。果たして一気に碁聖位を奪取出来るかどうか、8/14の第3局が注目されます。
それにしても羽根碁聖は惜しい一局を落としました。もし勝利していれば名局だったと思います。追い込まれましたが次局以降も頑張って欲しいと思います。
話は変わりますが、45期棋聖戦Sリーグ、高尾九段が存在感を見せました。ここまで同リーグ2連勝の許八段を破りました。高尾九段は初戦で河野九段に敗れましたが、2局目で優勝候補の一力九段を破り、そして今回、難敵を倒したことにより、挑戦者争いのトップに立ったように思います。
前期は初戦で河野九段を破りましたが、結局その河野九段が挑戦者になりました。今年は是非前期の逆になって欲しいのですが、そのためには高尾九段は勿論ですが、河野九段にも頑張って貰わねばなりません。