今期は許家元碁聖に羽根(直)九段が挑戦にします。七大タイトル戦で井山四冠の姿がないのは久々で、フレッシュな戦いが見られることと思います。 第1局は勝負所の難しい局面を迎えています。非AI派の羽根九段に是非頑張って貰いたいと思います。 . . . 本文を読む
随時人に譲ったり、捨てたりして来ましたが、思い入れのあるものはなかなか捨てきれず、まだ百数十冊程の本が残っています。 この度、もう読まないと思われる20冊ほどを処分することにしましたが、ゴミとして燃やしてしまうのも忍ず、古書店に持ち込み処分致しました。買取金額は何と5円(今後もご縁があるようにと洒落たのかも知れません)。別にお金を目当てにしていたわけではありませんが、なんとも侘しい気持ちになって . . . 本文を読む
コウ争いに勝つことに拘り、形勢を損じるケースについては6/17の記事で述べた通りで、多いに反省しなければなりません。 図1は例会におけるSさんとの一局(互先 小生の先番)で、右下隅でコウ争いが発生しました。今回はバラ祭り市民囲碁大会での失敗を反省し、コウを譲るつもりで打ち、見返りに左下で❿、⓬に連打しました。コウは譲りましたが、地はもうけましたので、悪くない形勢かと思いました。場合にもよりますが . . . 本文を読む
74期本因坊戦第5局は白番の井山本因坊が勝って8連覇にあと1勝と迫りました。本シリーズが始まる前、井山本因坊の調子は今一つの感じでした。それに比べ挑戦者の河野九段は絶好調のようでした。果たして七番勝負のふたを開けてみると前評判通り挑戦者が2連勝し新本因坊誕生も現実味を帯びていました。それが第3局目で挑戦者は3連勝を目前にしながら、逆転の半目負けを喫し、そこから歯車が逆回転し始め、第3、4、5局と . . . 本文を読む
74期本因坊戦第5局は、白番の井山本因坊が68手目を封じました。第3局での半目勝以降、流れは井山本因坊に来ている様に思われますが、何とか挑戦者に踏ん張って貰いたいと思います。 封じ手は9-九に伸び切るのではないかと思います。その後黒が9-七とキルとどうなるのか、大激戦になりそうです。 . . . 本文を読む
昨日は第20回のバラ祭り横手市民囲碁大会が開催されました。当市のアマ棋客のみならず近隣の市町村からの参加もあり約60名で熱戦が繰り広げられました。小生はAクラスのエントリーで、残念ながら2勝2敗の成績に終わりました。
負けた2局を反省してみるといずれもコウ争いの拙さが敗因のようでした。つまりコウ勝に拘るあまり、大勢を見失ってしまった様です。
図1は秋田市のSさんと一局で(互先小生の先番)、 . . . 本文を読む
74期本因坊戦第4局は井山本因坊が序盤の巧みなコウ立て戦略でリードし、その後、挑戦者の必死の食らいつきをかわして逃げ切りました。これで対戦成績は2勝2敗と五分となりましたが、第3局の逆転半目勝ちが流れを変えたかも知れません。 第5局は中三日おいて行われますが、挑戦者の河野九段には、第5局目以降新たな三番勝負のつもりで自分の得意な布石で臨んで欲しいと思います。是非踏ん張って貰いたい。 . . . 本文を読む
74期本因坊戦第4局は白番の挑戦者河野九段が70手目を封じました。白の河野九段は、黒に地合で先行されており、何とか中央の黒か又は左下の黒にカラミツキながら戦果を上げなければなりません。そのためにはどのように持っていくのが良いのか、非常に難しい局面での封じ手となりました。明日の封じ手開封が待たれます。(小生は11-六のボーシと予測) . . . 本文を読む
74期本因坊戦第3局は井山本因坊が息詰まるヨセ合いを制し、対戦成績を1勝2敗としました。戦いが一段落した後、黒番の挑戦者河野九段がやや優勢との評が多かったのですが、井山本因坊は中央をうまくまとめると共に、下辺や右辺ではコウ争いで粘り、最後は半目勝ちにこぎつけました。 図1は白164手目の局面ですが、井山本因坊が①とハザマを開けて打った手に感心しました。プロなら第一感なのでしょうが、小生レベルでは . . . 本文を読む