一力棋聖に井山王座が挑戦する48期棋聖戦七番勝負第5局は白番の一力棋聖が88手目を封じて1日目を終えました。ここまで2勝2敗の五分ですが、内容では挑戦者が押しているとの評判が多いようです。しかし本局の直前(2/11)に行われた名人戦挑戦者決定リーグの大一番で一力棋聖が同王座に勝利しており、状況はまず互角と言って良いと思います。
本局も食うか食われるかの難しい局面での封じ手となりました。いつもあてずっぽうですが、封じ手は下図の①と予想します。1局から4局までいずれも予想が外れておりますので、この5局は何とか当てたいものです。