井山棋聖連勝

　３９期棋聖戦第２局は白番の井山棋聖が勝って２連勝。棋聖の妥協なき戦いが功を奏しているようです。挑戦者の山下九段は昨年同様出だしで連敗しましたが、ファンとしては是非７局目まで熱戦を見せて頂きたく、３局目以降の巻き返しを期待しています。 . . . 本文を読む

締りから星脇

　明日から３９期棋聖戦第２局が始まります。１局目は大激戦の末半目勝負でした。２局目も熱戦が期待されます。 　さて第１局目は下図（黒：井山棋聖、白：山下九段）のようにあまり見かけない布石でした。右上の小桂馬締りを背景に星脇に構えた布石はありそうで珍しいようです。過去１０年間のトッププロ同士の対局（（注１）参照）では同一の布石はありませんでした（当方の調べ）。一昨年の王座戦挑戦手合いで、井山王座（当 . . . 本文を読む

新春囲碁大会結果（2015）

　昨日（2015/1/24）は秋田県南支部の新春囲碁大会でした（２４名参加）。以前の参加者は殆ど有段者ばかりでしたが、今回は３名の級位者の方も参加してくれました。今後も級位者の参加が増えればもっと活性化していくと思います。 　優勝は支部の重鎮Ｓさんで５戦全勝とあらためて存在感を示しました。準優勝はＹさんで４勝１敗。 　小生はと言えば、１回戦でＨさん（初段）に破れ、以降”裏街道&rd . . . 本文を読む

サービスゲーム

　テニスはしないのですが、全豪オープンの錦織選手の試合にはつい引き込まれてしまいます。”岡目八目”よろしく、ああでもない、こうでもないとテレビに話しかけながら見ているのでした。一流プレーヤになるほど、サービスゲームのキープは堅く、これを破ることは容易なことではないようです。質は違いますが”打ち込み番碁”での先番を破る難しさを想像させられます。難しけれ . . . 本文を読む

井山棋聖初戦を制す

　井山棋聖に山下九段が挑戦する３９期棋聖戦第１局は井山棋聖が黒番半目勝ちとなりました。互いに手残りの大石を抱えながらの激戦で最後は何と半目勝負。両者の対局はこれだからこたえられません。また序盤では斬新な一手も見られましたし囲碁ファンとしては大満足。２局目以降も大いに期待しています。 . . . 本文を読む

一人前夜祭

　今日から井山棋聖に山下九段が挑戦する３９期棋聖戦七番勝負が開始されます。昨晩は第１局の会場である大阪市のホテルで盛大に前夜祭が行われたことでしょう。小生は普段アルコールを飲まないのですが、昨日はビールで”一人前夜祭”の乾杯をさせて頂きました。さて第１局は本日から明日にかけてどんな戦いが展開されるでしょうか。今シリーズを左右する重要な一局です。 . . . 本文を読む

スタック

　珍しく昨日から天候に恵まれ今まで圧雪されていた道路が緩んで、ザクザクした雪道になり、車がスタックし易い状況になっています。このような時は雪は降らなくても通常除雪してくれるのですが、間道などは行き届かないことがあり、買い物に出かけた我が家の車（２WD）もザクザク雪道に嵌まってしまいました。緊急脱出用道具とご近所の方や通りすがりの方のご協力を得て何とか脱出できました。見ず知らずでも、困った人を見たら . . . 本文を読む

流れ星

　最近、張　栩九段や蘇　耀国九段が下図①、③、⑤のような新しい布石を見せてくれています。もう命名されているかも知れませんが、小生は宇宙空間に輝き走る「流れ星」をイメージします。この「流れ星」（仮称）の布石は魅力的ですが、安易に真似しても力がない小生はモノに出来そうにありません。しかし相手に打たれたらおそらく戸惑うことでしょう。それに備えて暫らくはプロの実戦を参考にしていきたいと思います。 . . . 本文を読む

暴風雪

　年末年始の当地方の天気は当初心配された程ではなく一先ずホットしていましたが、本日になって一転暴風雪になりました。まるで「闇試合」のように全く見通しがききません。このようなときにはコタツでじっと打碁を並べるより手はありません。今年はプロの碁に加えて、地方新聞に掲載された県内アマ強豪の打碁も勉強してみようと思います。 . . . 本文を読む

寒ぼたん

　正月用にと年末に購入した寒ぼたんが、正月休みが終わった昨日花が開きました。花を咲かせるタイミングが難しかったようです。少し間が合いませんでしたが、ともかく咲いてくれたので良しとしましょう。 　囲碁では巧手であっても、タイミングが悪いと思わぬ反撃を受けることが良くあります。今年は”キカシ”や狙いの一着を打つタイミングに気をつけていきたいと思います。 　　&rdquo . . . 本文を読む