みちのく囲碁日記(時々絵手紙)

在住している地方の囲碁に関する出来事や、気になっている点などを気ままにつづっていきます。(絵手紙は全てY子さんの作品)

ポカ

2013-09-30 14:08:07 | 日記
 ポカを打って負けることが少なくありません。特に慌て者の私はその傾向が多いのです。アマ名人戦県予選でも信じられないようなポカを打って負けました。その碁は私が優勢のまま小ヨセに入って、私が先手のつもりで打った手に対し、相手はその手に対し受ける前に、行きがけの駄賃として私の数目にアタリをかけて先手1目のヨセを打って来たのでした。私はその相手の手を見ずに、受けたものと思い込み、他の場所のヨセを打ったから . . . 本文を読む
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囲碁教室

2013-09-29 22:32:55 | 日記
 昨日(2013/9/28)は日本棋院県南支部主催の囲碁教室の日でした。毎月第2,4土曜日10時より朝倉公民館で開催しております。初級者クラス(初心者~級位者)と中級クラス(初段前後)に分けて、実戦を中心に指導しております。私は中級クラスの指導を担当しておりますが、上達させることに苦労しております。詰碁を解くことを奨励しているのですが、なかなか身につかないようです。もっとも苦労せず強くなれる方法が . . . 本文を読む
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ミニ高中国流(仮称)

2013-09-21 11:59:28 | 日記
 昨日は山下名人対井山5冠の第38期名人戦第2局を堪能しました。3局以降も熱戦を期待しています。ところで山下名人が打った⑦の手、私は初めて見ました。ミニ中国流に構えるのは良く見られるのですが、一路高く構えているので、勝手に「ミニ高中国流」と仮称しました。何となく雰囲気が良いので機会があれば黒番の時に真似して見ようと思っています。 . . . 本文を読む
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(続)中国流の勝率

2013-09-20 09:24:12 | 囲碁統計
 中国流布石の勝率については2013/9/11付けの記事で述べましたが、中国流の辺の石を一路小目側に寄せた布石(便宜的に「偏中国流」と仮称)と、ひとつ隅の白にかかってから中国流にする布石(便宜的に「掛一本中国流」と仮称)の勝率についても調べて見ました。 偏中国流 掛一本中国流 例によって過去5年間のトッププロ同士の対戦(2013/9/10付け記事(注1)参照)では、偏中国流の布石は11件で先番の5 . . . 本文を読む
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39期天元挑戦者

2013-09-17 13:59:14 | 囲碁統計
 いささか旧聞ですが、今期の天元挑戦者は秋山次郎九段になりましたが、山下名人との挑戦者決定戦では、終盤の大捕り物にどきどきさせられました。対局者は互いに読み切りだったかも知れませんが、素人目には秋山九段の大石が取られたのではと思っていました。見事なシノギで秋山九段が勝利し、天元挑戦者に。おめでとうございます。  秋山九段の対井山天元との対戦成績は悪くない(過去5年間で棋聖リーグ、十段戦トーナメント . . . 本文を読む
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ミニ中国流の勝率

2013-09-16 11:14:32 | 囲碁統計
 先日出場した団体戦においては、黒番があたったら密かに「ミニ中国流」を布くことを考えていました。4局中3局黒番があたり、2局は予定通りミニ中国流を布くことが出来ました。結果は運よく白番の1局も含めて4連勝することが出来ました。 過去5年間のトッププロ同士の対局1166局(2013/9/10付け記事(注1)参照)ではミニ中国流布石は37局あり、黒番の勝率は何と62.2%(23勝14敗)と抜群の成績な . . . 本文を読む
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団体戦の結果は3位

2013-09-16 10:51:24 | 日記
 一昨日(2013/9/14)に行われた秋田魁新聞社主催の「第57回全県団体対抗囲碁大会」で、私の所属チーム(県南支部御城碁会)は2部(8ブロックにクラス分けされており、1ブロックに約16チーム)で3位に入賞。ちなみに2部の優勝はTDK-Aチーム、2位は湯沢方円会Aチームでした。その他各部の入賞チームについては、2013/9/14付けの魁新聞を参照下さい。  団体戦はなごやかで、特に局後の検討など . . . 本文を読む
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明日は団体戦

2013-09-13 11:22:47 | 日記
 明日(2013/9/14)は秋田魁新聞社主催の団体戦が行われます。1チーム3人で122チームが参加する県内最大級の囲碁イベントです。私が所属するチームは昨年3部(全部で8部にクラス分けされている)で準優勝(決勝戦で私が負け優勝を逸した)でした。今年は2部に昇格しての戦いになりますが、さらに上を目指して頑張りたい。 . . . 本文を読む
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先番(黒)では急戦に、白番ではゆっくりと

2013-09-12 14:16:45 | 囲碁統計
 先番があたったら、急戦を目指し、白番ならゆっくりと打つのが良いと言われていますが、果たして本当なのでしょうか?下のグラフはトッププロの対戦1166局(2013/9/10付け記事注1参照)について終局手数と先番の勝率の関係を表したものです。これによれば、終局手数が短い(おそらく急戦が多いと推測)と先番の勝率が高く、終局手数が長くなるにつれて、先番の勝率は下がる(白番の勝率があげる)傾向にあります。 . . . 本文を読む
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中国流の勝率

2013-09-11 14:28:40 | 囲碁統計
 黒番での中国流の布石は人気が高くプロ、アマとも良く見かけます。しかしトッププロ同士の対局(2013/9/10付け記事の注1参照)では、黒番の中国流は83局あり、勝率は48.2%(40勝43敗)と必ずしも良いわけではありませんでした。上記データによると黒番中国流を採用した棋士は32人で、良く打つ一流棋士がいる一方、まったく打たない一流棋士もいます。好みの問題なのかも知れません。 私は今まで中国流対 . . . 本文を読む
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