みちのく囲碁日記(時々絵手紙)

在住している地方の囲碁に関する出来事や、気になっている点などを気ままにつづっていきます。(絵手紙は全てY子さんの作品)

テレビ囲碁解説

2014-09-28 16:04:03 | 日記
 囲碁のテレビ放送は囲碁ファンが最も楽しみにしている番組に違いないと思います。対局そのものの面白さは勿論あるのですが、解説によって面白さが大きく増幅されるような気がします。放送局は対局者を良く知っている棋士を解説者にしたりして気を配っているように思えます。  今期名人戦の第3局、名人の40手目に対して河野九段は大長考でした。そして決然とケイマのツケコシをさえぎったのでした。テレビ解説の林漢傑七段 . . . 本文を読む
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39期名人戦第3局

2014-09-26 21:05:39 | 日記
 第3局は先番の河野九段が激戦を制し2勝目を挙げました。二人(井山名人と河野九段)の対局は序盤から激しい戦いの碁が続いていましたが、本局は黒の向小目と白の二連星の対峙から互いに大場を打ち合う布石となりました。過去10年間のトッププロ同士の対局(((注1)参照)では黒の向小目と白の二連星の対局は87局(3.7% 当方の調べ)あり黒の44勝43敗とほぼ互角の成績になっています。  黒が向小目から一方 . . . 本文を読む
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(続)初心者用テキスト

2014-09-23 14:26:56 | 日記
 全く初めての子供達用に教える内容をまとめてみました。2時間前後の教育で9路盤の対局ができるようになればいいのですが。  眼の無い石は死んでいて結局取り上げられてしまうことや、どうなれば終局なのか等の説明がなかなか難しいと思いました。今後随時改良して行きたいと思っています。 (下記スライドを見るためのパスワードは1829です) http://blog.goo.ne.jp/photo . . . 本文を読む
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名人戦第2局

2014-09-21 21:36:18 | 日記
 名人戦挑戦手合い第2局は河野臨九段が勝ち、対戦成績を1勝1敗としました。今シリーズもいよいよ盛り上がって来ました。  さて第2局は、先番の井山名人の星と小目のコンビネーションに対し河野九段は白番で二連星の構えでした。過去10年間のトッププロ同士の対局((注1)参照)におけるこのような対峙では、黒の105勝85敗(55.3% 当方の調べ)と黒が悪くありません。本局のように黒がミニ中国流系や締まり . . . 本文を読む
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39期名人戦第2局の布石

2014-09-18 12:03:45 | 日記
 井山名人に河野臨九段が挑戦する39期名人戦七番勝負第2局が本日から始まりました。第1局は井山名人が勝っていますので、河野九段としては何としても1勝を返したいところ。  先番の井山名人の星と小目のコンビネーションに対して白の河野九段は二連星の構え。5手目で黒が左下の星に掛ったとき、白が右下の小目に一間高掛りにしました。ここまでは良く見かける布石ですが、次の7手目で掛った石に下付けした手はありそう . . . 本文を読む
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40期天元挑戦者

2014-09-17 21:03:26 | 日記
 いささか旧聞になりますが、天元挑戦者は高尾十段に決まりました。井山六冠との挑戦手合い5番勝負は10月24日から始ります。二人の対戦成績は井山六冠がかなりリードしていますが、ここ二、三年に限るとほぼ互角と思われますので、きっと白熱した勝負が展開されることと思います。高尾十段ファンの一人としては「たかお日記」で是非良い結果を読みたいと思っています。 . . . 本文を読む
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団体戦のハプニング

2014-09-15 11:49:59 | 日記
 昨日(9/14)団体戦結果について書きましたが、実は一寸したハプニングがありました。小生の所属チームの二回戦の相手は、一昨年、昨年と本団体戦囲碁大会で連覇している「石川山本合同税理士事務所(M6段、I6段、O5段)」でした。当方の副将S6段と相手のI6段との対戦で、終局間際当方S6段の時間が切れてしまったようです。本来はS6段の時間切れ負けなのですが、終局寸前だったことから最後まで打ち . . . 本文を読む
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団体戦結果(2014)

2014-09-14 11:23:30 | 日記
 秋田魁新報社主催の全県団体対抗囲碁大会が昨日(9/13)に開催されました。小生の所属チーム(大将:K5段、副将;S6段、先鋒:小生)は第一部(16チーム)で2勝2敗の成績でした。2回戦で前年度優勝チームに2-1で勝利し、あわやと思いましたが、3回戦、4回戦と連敗し入賞はなりませんでた。しかし、初めての第一部での戦いで残留できたことは健闘したと思います。小生の個人成績は4勝0敗でしたが苦しい碁ばか . . . 本文を読む
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団体戦(2014)

2014-09-11 12:03:18 | 日記
 9/13(土)に秋田魁新報社主催の「全県団体対抗囲碁大会」が開催されます。今年は120チーム(1チーム:3人)が参加予定とのこと。実績やメンバーの段位などを参考に実力に応じて8ブロックに分かれて対戦します。小生の所属チームは昨年度第二部で三位に入賞したこともあり今年は念願の第一部に昇格。第一部は16チームで県代表クラスのメンバーを擁しているところが多く、かなりハードな戦いになると思われますが精一 . . . 本文を読む
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感想戦

2014-09-10 12:55:16 | 日記
 同好の例会において先日下記のような局後の感想を耳にしました。 「そんなぬるい手は韓国では打たれない。ココはケイマする一手」と。  勝つことが宿命のプロならいざ知らず、アマチュアの世界でも韓国スタイルを参考にしなければならなくなったのかと、いささか複雑な心境にさせられました。確かに「読む力」を主体にした妥協なき戦いは勝つために必要なことではありますが、日本で受け継がれて来た石の姿、形の考え方や独 . . . 本文を読む
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