67期王座戦五番勝負第4局が始まりました。ここまで挑戦者の芝野名人が2勝1敗と井山王座をカド番に追い込んでおり、本局で王座奪取となるか注目の一戦です。 井山王座は、天元戦でも許八段にカド番に追い込まれており、好調とは言えないかも知れませんが、先日の世界戦(農心辛ラーメン杯)において7連勝中だった中国の楊九段破っており、気を良くしていると思われます。 AI布石の立ち上がりとなっていますが、徐々に力 . . . 本文を読む
井山天元に許家元八段が挑戦している45期天元戦五番勝負第3局は黒番の許八段が勝って対戦成績を2勝1敗としタイトル奪取に王手をかけました。井山四冠は王座戦でも芝野挑戦者に1勝2敗とカド番に追い込まれており、ダブルピンチに立っております。七冠の頃は、優勢な碁は絶対落とさず、悪い碁はひっくり返して勝ち、負けることが珍しい位でした。最近では中盤まで優勢な碁を逆転されることが多いような気がします。果たして . . . 本文を読む
今日は注目の対局が2局中継されています。 先ず、67期王座戦五番勝負第3局井山王座対芝野名人(先番)戦。二日前に第2局が行われたばかりで、その局は井山王座が勝って、対戦成績は1勝1敗の五分になっており、本局がタイトルの行方を左右する山場の一局です。今の所穏やかな進行ですが、これから激しい戦いが展開されそうな気配です。
もう一つは45期名人リーグ入りかけた最終予選決勝の一力八段対藤沢里菜四段戦 . . . 本文を読む
昨日の棋聖挑戦者決定トーナメントの最終局は、河野九段が一力八段を破って挑戦者となりました。同九段は3年前同じ井山棋聖に挑戦し対戦成績2-4で敗れています。今回は何としても雪辱を果たしたいところでしょう。 それにしても、一力八段は残念でした。Aリーグを全勝(7-0)で優勝し。このトーナメントも3連勝と勝ち上がり、あと一歩のところで涙を呑みました。やはりSリーグの”重み”が極 . . . 本文を読む
秋もだんだん深まって当地の天気予報では15日に”雪だるま”マークが現れました。もうすぐ冬がやって来ます。タイヤ交換は完了し、植木等の雪囲いも急ぐ必要があるのですが、庭のドウダンの紅葉が勿体ないような気がして、今しばらく待ってからやるつもりです。
さて44期棋聖戦挑戦者決定トーナメントは明日大詰めを迎えます。Sリーグ優勝の河野九段とAリーグで優勝しこのトーナメント戦 . . . 本文を読む
前記でも述べましたが、AI流布石対応に頭を痛めております。普通に対応して悪いことはないと思うのですが、たまには逆手にとってぎゃふんと言わして見たい気もします。 図1は例会におけるYさんとの一局(互先 小生の先番)。白①は言うまでもなくAIが推奨するダイレクト三々。これに対し、黒はシチョウが良いのを頼りに❷のオサエから➍とハネ、⑤に❻と切りました。一度試して見たかった必殺のハネ切りです。しかし、以 . . . 本文を読む
AI流布石はプロに限らずアマの間でも流行しています。小生は今一つ納得出来ていないこともあり、あまり打つことはありませんが、当支部例会の常連であるWさんやSさんなどは積極的に取り入れているようです。 図1は例会におけるSさんとの一局(互先 小生の先番)。白は右上隅の三々入り(⑧)や右下隅のツケ(⑳)などAIが打ち出した手を採用しています。これに対し小生はごく普通に受けて、(27)と模様の中心を占め . . . 本文を読む
十数年前の棋譜を並べていたら、終盤、図1のような場面がありました。ここで黒は❶とアテて❸とオサエました。このあと白にaと打たれたらセメアイは負けそうですが、bという手筋で勝っているとのことらしい。結局白は中央の大石を④と眼持ちしました。 小生レベルのアマだとbの手を発見できず❸ではおそらくaと打ってしまうでしょう。そうすると将来白から❸へハイコム手が大きく、図1とは数目以上違ってきます。ヨセの手 . . . 本文を読む