井山本因坊の3勝1敗で迎えた第5局は黒番の挑戦者山下九段が55手目を封じました。右下で死活・セメアイが絡んだ難しい局面での封じ手となりました。一応18-十八と予想しておきます。ともあれ本局は挑戦者に何とか踏ん張って貰いたいと思います。ガンバレ山下九段! . . . 本文を読む
”コロタン”とは小玉のネットメロンの商品名で、夏休み子供達(孫)が遊びに来た時に収穫させようかと、家庭菜園で植えていました。しかし風が強かった次の日枯れてしまっていることを発見。よく見ると添え木に結んでいるところの茎が細くなり茶色に変色していました。添え木に結んだ紐(中に針金があるタイプ)を緩くしていたため、風によって茎が擦れてしまったらしい。 もともとメロンは地這いなの . . . 本文を読む
最近のプロ棋界ではAIの影響と見られる手が大流行しているようですが、アマ碁界へも確実に浸透して来ています。図1は先日行われた”横手市ばらまつり囲碁大会”におけるOさんとの一局(小生の定先)ですが、黒⑤のカカリに対して、いきなり白⑥とコスミツケられました。従来にはなかった手法でおそらくAIの影響なのでしょう。配置は少し違いますが、6/22に行われた第5期女流立葵杯の6手目で . . . 本文を読む
43期碁聖戦第1局は挑戦者の許七段がコウがらみの熾烈な戦いを制し井山七冠を破りました。挑戦者は持ち前の力を十分発揮したように感じられました。これでこのシリーズ次局以降も面白い戦いが繰り広げられるに違いありません。楽しみです。 . . . 本文を読む
一般の社会生活ではあまり自分の主張を突っ張るとうまく行かないことが多く、落しどころを見つけて妥協することが少なくありません。しかし囲碁においては、一旦妥協してしまうととことんつけ入られ転落への道に嵌まってしまうことがよくあります。
昨日は横手市囲碁連盟主催の”横手市ばらまつり囲碁大会”がありました。棋力に応じて5クラスに分けて行われるハンデ戦ですが、小生はAクラス(1 . . . 本文を読む
73期本因坊戦第4局は井山本因坊が勝って対戦成績を3勝1敗としタイトル防衛に王手をかけました。挑戦者の山下九段にとっては何とも惜しい一局でした。120手位までは白番の挑戦者が優勢との意見が多かったのですが、本因坊の巧妙な勝負手に屈してしまいました。挑戦者はカド番に追い込まれましたが次局以降の頑張りに期待したいと思います。 図1は121手目①とケイマに打った局面。①では①の右隣か、②に並ぶのが普通 . . . 本文を読む
黒番の井山本因坊が55手目を封じました。右下でセメアイがらみの難しい局面です。封じ手はハネ(2-十一)の一手と思いますが、その後の変化が見ものです。明日の封じ手開封早々最大の山場を迎えそうな気がします。挑戦者の山下九段に是非頑張って欲しいと思います。 . . . 本文を読む
強くなればなるほど”利かされる”(相手の言いなりになる)ことを嫌います。しかし無理な反発をして非勢に陥ることもあり、”利かし”の対応にはいつも悩みます。 図1は例会におけるS先生との一局(小生の定先)。右下の変化は定石形で白①とノゾイて来た場面。ここでどうつなぐのか悩んだ結果、②とカタツギました。しかし以下⑦まで攻められて良くなかったようです。&n . . . 本文を読む