みちのく囲碁日記(時々絵手紙)

在住している地方の囲碁に関する出来事や、気になっている点などを気ままにつづっていきます。(絵手紙は全てY子さんの作品)

秋深まる

2017-09-28 11:14:04 | なごみアート
 雨が降っています。明日の朝は気温が一桁台まで下がるとの予報もありました。ドウダンも薄らと色づいてきて秋が次第に深まっていきます。  第36期女流本因坊戦5番勝負(藤沢女流本因坊対謝女流棋聖)の第1局は息詰まる激戦の末、謝棋聖が先勝。女流本因坊復冠に向けて好スタートを切りました。だいぶ先になりますが第3局は能代市で行われる予定です。周囲の紅葉に劣らぬ燃える戦いが展開されるに違いありません。今 . . . 本文を読む
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ミスの一致

2017-09-25 11:31:05 | 日記
 小生レベルのアマではどちらかがミスを犯して勝敗が決まることが多く、双方にミスがあっても、最後にミスした方が負けることが多いようです。しかし、双方ミスに気がつかないことも少なくありません。 図1は例会におけるSさんとの一局(互先 小生の先番)で、双方同じミスをしていた典型例です。中央の競り合いで、黒は①とハネ、白②とノビましたが、これが大失着で、次に黒aと切れば碁は終わっていました。続いて白がbと . . . 本文を読む
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名人戦第3局

2017-09-23 08:43:30 | 日記
42期名人戦第3局は先番の井山六冠が勝って対戦成績を2勝1敗と一歩リードしました。高尾名人は惜しくも敗れましたが意欲的な布石で、何か新時代の幕開けを予感させます。特に印象的だったのは図1の①のケイマで、小生は今まで見たことがなく大変衝撃を受けました。本局は良くも悪くも、この一手の是非をめぐって双方の主張がぶつかりあって激闘が展開されたように思います。 その他にも、名人の八手目(4十)のヒラキ、六冠 . . . 本文を読む
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封じ手はキリ

2017-09-22 09:09:15 | 日記
 42期名人戦第3局二日目、白の封じ手は16-十二のキリでした。善悪は分りませんが最強の手段のように見えます。本局最大の山場にさしかかっています。ひょっとするとこの攻防の結果で勝負がついてしまうかも知れません。 今シリーズここまで力比べの力戦が続いており、どちらかと言えば井山六冠のペースのように思いますが、高尾名人も負けじと強手で応戦し期待通りの熱戦が展開されています。  . . . 本文を読む
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りんご

2017-09-18 12:28:55 | なごみアート
 りんごの収穫の季節がやって来ました。昨日からの台風の影響がなければよいのですが。 . . . 本文を読む
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家庭菜園総括(2017)

2017-09-16 09:58:29 | 日記
 すっかり秋の様相で家庭菜園の夏野菜も終わりです。今年は初めて植えたキューリ、プリンスメロン、小玉スイカなどのウリ系の出来が良かった。特にメロンとスイカの収穫では、夏休み遊びに来た子供(孫)達が大変喜びました。家内はいつも子供達に服などを買ってあげて”バーバ株”を上げていますが、スイカとメロンで若干”ジージ株”も上げられたかと。 定番のナス系(ナス、 . . . 本文を読む
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目外し

2017-09-15 09:46:36 | 日記
 定石通のIさんはいつも面白い課題を提供してくれます。図1の黒の目外しに小目に掛ったとき、①と三々にツケる手は定石書に載っていないとIさんは言う。実戦で打たれて戸惑ったらしい。定石書にない手なのだから白としては何とかトッチメテ(割り込みなど)やりたいのだが相手の石数が多い所なので、なかなか上手くいきません。結局図2くらいが相場で白も悪くないと思うのですが、Iさんは今ひとつ納得がいかない様子でした。 . . . 本文を読む
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42期名人戦第2局

2017-09-14 10:25:37 | 日記
 井山挑戦者(白番)が勝って対戦成績を1勝1敗としました。善悪は分りませんが、挑戦者が名人の棋風を逆手に取りうまく立ち回ったような印象を受けました。名人は残念な結果になりましたが、次局は改めて5番勝負の第1局のつもりで頑張って欲しいと思います。 本局では、右下の定石の変化が大変勉強になりました。碁敵が観戦していなければ幸いなのですが、やはり見ているだろうなあ……。&nb . . . 本文を読む
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名人戦第2局1日目

2017-09-12 10:35:25 | 日記
 42期名人戦第2局目が東京で始まりました。高尾名人の先番で比較的早いペースで進んでいましたが、井山六冠が34、36手目で長考しています。右下の変化は定石手順なのでしょうか?小生は今まで見たことはありませんので今後どのような変化になっていくのか興味深々です。 第1局に続いて本局も激戦の様相。目が離せません。  . . . 本文を読む
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厚いツナギ

2017-09-10 11:38:21 | 日記
 ツナグ時、固くツナグか、カケツグか、はたまた働いてしゃれたツナギ方をするか迷うことがしばしばあります。図1はプロの打碁ですがよく見かける布石です。黒①ではaと一間飛びで受けるのも働いたツギ方で魅力があります。先番のT九段(当時)は①とダメを詰めて固くツギました。右上隅の白はbの下がりが利いており”ウロ覚え”ながら無条件では取られない形と認識していました。 図1   . . . 本文を読む
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