３６期女流本因坊戦第５局は挑戦者の謝女流棋聖が勝って女流本因坊のタイトルを奪還しました。白（藤沢女流本因坊）が大石を凌いだ時点では白が優勢に見えたのですが、黒（謝女流棋聖）が白地内の黒石を動き出し、凄絶なセメアイを展開。結局コウを制した謝女流棋聖が乱戦をモノにしました。稀にみる見応えあるシリーズでした。 . . . 本文を読む
今年も残すところ後１ヶ月になりました。いい事があったような、なかったような。何事もなく無事だったことが幸せと思いますが、最後の望みを年末ジャンボ宝くじに託しましょうか。
さて、本日は３６期女流本因坊戦第５局（最終局）が行われています。藤沢女流本因坊が防衛するのか、謝女流棋聖が奪還するのか注目の一戦。現在まで熱戦が続いています。 . . . 本文を読む
『定石を覚えて二目弱くなり』の例えがあるように、周囲の配石によって定石の変化の良し悪しが左右されますので、今まであまり『定石』に拘らず勉強して来ませんでした。しかしながら定石を間違えて（知らずに）非勢に落ちいり、負けてしまうことが多いことに気づき、初心に帰って改めて勉強することとしました。 早速『基本定石事典』を入手し、１ページから順番に１日約１０ページのペースで読んでいます。上下巻約１０００ペ . . . 本文を読む
４３期天元戦第３局は井山天元が勝って天元位を防衛しました。挑戦者の一力八段は王座戦に続いてタイトル奪取はなりませんでした。若手Ｎｏ，１の同八段を天元戦、王座戦とも３連勝で防衛した井山六冠。まだまだ『井山時代』は続くのだと主張しているようです。 一力八段は若いとは言え、６連敗はさすがに応えたのではないかと懸念されます。棋聖戦では体制を立て直し、新たな気持ちで臨んで欲しいと思います。 . . . 本文を読む
６５期王座戦は井山王座が挑戦者一力八段をストレートの３連勝で破りタイトルを防衛しました。挑戦者から見れば、チャンスがあるようでなかなかモノに出来ない、シノギがありそうで凌げない、そんな感じで３連敗。特に２局目の敗戦が響きました。今後の天元、棋聖タイトル戦に影響がなければ良いのですが。 . . . 本文を読む
昨日から初雪が降り、今朝までにかけて約２０センチの積雪でした。街路樹の落ち葉を踏みしめる間もなく一面銀世界に変わってしまいました。例年覚悟はしているのですが、いきなりの大雪に少々戸惑っています。
本日、６５期王座戦第３局が行われています。これまで井山王座が2連勝しており、本局でタイトル防衛を果たすのか、挑戦者の一力八段が一矢報うことが出来るのか注目の一局です。 . . . 本文を読む
６５期王座戦第２局は井山王座が勝って開幕２連勝とタイトル防衛に王手をかけました。上辺でのコウ争いが一段落した時点で、素人目には挑戦者の一力八段が必勝形のように見えましたが、ここから井山王座のネバリ凄く、終わってみれば王座（先番）が４目半残しました。挑戦者は好局を落しました。鍋に入れた魚に跳ねだされた心境かと推測。気持ちを切り替えて明日の第３局に臨んで欲しいと思います。
本局では図１ 井山王座 . . . 本文を読む
３６期女流本因坊戦第４局は、藤沢女流本因坊が勝って、対戦成績を２勝２敗と追いつき決着は最終局（11/29）に持ち越されました。ファンにとっては願ってもない展開です。 本局、互いに大きな地はなく細かい形勢で終盤、コウがらみの息詰まるヨセ合いが続きましたが最後は藤沢女流本因坊が抜け出しました。最終局も熱戦を期待しましょう。
そして本日、６５期王座戦 井山王座 対 挑戦者一力八段の第２局が始まりま . . . 本文を読む
銀杏もすっかり葉を落としました。もう直ぐ雪です。
碁界では本日、３６期女流本因坊戦第４局が行われています。これまで挑戦者の謝女流棋聖が２勝１敗と藤沢女流本因坊をカド番に追い込んでいます。果たして、挑戦者がタイトルを奪還するのか、それとも藤沢女流本因坊が最終局へ持ち込むのか注目の一戦です。 . . . 本文を読む
世界戦の第２２回LG杯朝鮮日報棋王戦準決勝において、井山七冠が世界Ｎｏ．１と称される中国の柯潔九段を破って決勝に進みました。井山七冠は国内棋戦においては七大タイトルを独占し圧倒的強さを誇っていますが、こと世界戦における活躍は今一つの状況で、囲碁ファンとしては大変歯がゆい思いをしていました。しかし今回世界No.１の柯潔九段に勝ったことは、七冠に匹敵する大きな１勝だと思います。出来れば余勢を駆って優 . . . 本文を読む
