昨日、今日と天気に恵まれたので、漸く雪囲いを解きました。庭木は屋根の雪下ろしにも耐えられるよう頑丈に囲いをしているのですが、今年は暖冬で全くの無用の長物になってしまいました。 3月中に雪囲いを解いたのは早い方だろうと思ったのですが、何と昨年より10日も遅かったようです。今年は2月下旬から全く雪がなかったので、いつでも囲いを解くことが出来たのですが、余裕があるとついつい油断してしまうものです。
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58期十段戦第2局は村川十段が挑戦者の芝野名人を破り、対戦成績を1勝1敗の五分に戻しました。 つばぜりあいの中盤戦で生じた大きなコウを残したまま、ヨセに突入しましたが、黒の芝野名人が懸案のコウを解消した時点では極微の形勢だったようです。その後白番の村川十段が巧みにヨセて2目半勝となりました。これで対戦成績が五分となりいよいよ面白くなって来ました。4/16の第3局が楽しみです。
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今年は暖冬で雪が極端に少なく2月中旬から春の季節のようでした。ここに来て気温も高くなり、フキノトウやフクジュソウなどが咲き、スイセンの芽も膨らんで春本番ですが、新型コロナウィルスの影響を受けて相当行動が制限されています。早く収束してくれるといいのですが。
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布石における”方向違い”により非勢に陥ることが良くあります。図1は研究会におけるOさんとの一局(小生の黒番)。黒の実利と白の厚みが対峙している局面で、小生は❶と下辺に打ち込みましたが、これが方向違いの一着だったようで、すかさず白に②とボウシされ打つ手に窮しました。局後盤側からここはaと打つべきとの意見がありました。 AI的にはbやcなどを推奨していますが、小生の好みに合い . . . 本文を読む
当市近隣の囲碁仲間で自由参加型の「研究会」(月1回)を開催することとしました。「研究会」と銘打っているものの、要はただ碁を打ちたいと言うのが本音かも知れません。 初回は8人ほど参加。ワイワイガヤガヤ、気の合った囲碁仲間達なので楽しいことこの上ありませんでした。果たして研究成果が出るかどうか多いに疑問です。 いつまで続くか分かりませんが、出来る限り長く続けたいと思います。 . . . 本文を読む
44期棋聖戦第6局は井山棋聖が勝って棋聖位八連覇を達成しました。挑戦者の河野九段は残念ながら今回もタイトル奪取出来ませんでしたが、粘り強く良く戦ったと思います。次の機会のタイトルマッチに期待しましょう。
本局では、図1の❸とコウ立てした一手に感心させられました。もちろんこの一手の善悪はわかりませんが、小生レベルのアマでは、ついaと切るコウ立てを打ってしまいます。受けられてもアジが多く残るコウ . . . 本文を読む
井山棋聖の開幕3連勝で風前の灯状態だった挑戦者の河野九段が、その後、苦しい碁を2局シノギ、本シリーズもいよいよ佳境の第6局を迎えました。
黒番の挑戦者はタスキのケンカ小目から、先に掛かる布石を選択しました。小生が集計した統計データによると黒番の本布石は必ずしも勝率がよくありませんが、河野九段にとっては得意布石の一つなのでしょう。本局も乱戦に持ち込み勝機を見出そうとしているのかも知れません。 . . . 本文を読む
昨日横手市十文字町のOさんが主宰する囲碁交流会に参加しました。14名と小人数ですが、いずれも強豪揃いとの対局で大変充実した1日でしたが、改めて自分の”読み”の甘さを痛感させられました。
図1はSさんと対局で現れた死活で、黒番の小生は下辺の黒は生きているつもりで打っていました。対局相手のSさんも同じ錯覚をしていたようで、そのまま終局(白の時間切れ)になりましたが、終局後 . . . 本文を読む