ハロウィン

　　もうすぐ「ハロウィン」です。 　４７期名人戦第６局は井山名人が勝って、決着はついに最終局に持ち越されました。名人はカド番に追い込まれてから底力を発揮し２連勝と好調さを取り戻しました。挑戦者の芝野九段は第５局の優勢と思われた碁を落とし流れが変わったような気がします。最終局は無心で戦って欲しいと思います。 . . . 本文を読む

スマートウォッチ

　突然家内がスマートウォッチを買いたいと言い出しました。確かに連絡に一刻を争う現役世代には必須のアイテムなのかも知れませんが、”ゆっくりズム”の多い高齢者にとってはあまり必要性は高くないように思えます。　家内曰く。歩数計や脈拍数など自動的に測れて健康管理に役立つと。値段も手頃なので結局購入することにしましたが、無事”設定”出来るのか不安がありました。 . . . 本文を読む

世代交代拒否

　４７期名人戦七番勝負第５局は井山名人（白番）が勝って対戦成績を２勝３敗としました。１日目は挑戦者の芝野九段が優勢との評判でしたが、２日目に入り名人が妙手を繰り出して勝利。カド番になってから漸くエンジンがかかって来た感じがします。これでタイトルの行方は全く分からなくなりました。果たして名人の三連覇か、挑戦者の復冠か１０／２４、２５の第６局が注目されます。 . . . 本文を読む

模様と実利

　47期名人戦七番勝負第４局は挑戦者の芝野九段（白番）が勝って対戦成績を３勝１敗と井山名人をカド番に追い込みました。　ここまでの両者の対局は芝野九段の模様に対し名人が実利を稼ぎ、模様を根こそぎ荒らしているのですが、何故か細かいヨセ勝負になり、終盤芝野九段が差し勝つ展開になっています。対戦成績上では挑戦者が圧倒的に有利なように見えますが、井山名人は追い込まれてから無類の強さを発揮しますのでまだまだ分 . . . 本文を読む

名人戦第４局封じ手

　井山名人に芝野九段が挑戦している４７期名人戦七番勝負第４局は白番の芝野九段が７６手目を封じて１日目を終えました。白模様に黒が打ち込んで模様を荒らすパターンになっており、明日は黒のさばきと白の攻めが焦点です。難しい局面での封じ手となりましたが、図１のａが実利上最も大きいと思いますが、小生は図１①と予想します。 図１   . . . 本文を読む

カケツギの妙手

　藤沢女流本因坊に上野女流立葵杯が挑戦する４１期女流本因坊戦第１局は、藤沢女流本因坊が先勝しました。図１は黒（藤沢）が❶と利かしにいったところ。白は活きる前に②と切った手が手筋でしたが、ここで黒❸とカケツギました。ａとツグのが普通ですが、❸は上辺の白の死活を睨んだ妙手でした。以下⓭まで上辺の白を取って黒が優位に立ったようです。常識にとらわれない柔らかさに感動しました。 　本局は謝依旻七段の解説で . . . 本文を読む