”碁盤の隅には魔物が住んでいる”と。それだけ隅には思わぬ手段が潜んでいることを指しています。
４０年程前に購入した碁の本を読み返していたら、図１に示す詰碁があり、黒先で”コウ”だと言う。つまり、図２の①、③と打って、④と”ホウリコまれた時⑤とはじいて”コウ”。⑤でうっかり図３の⑤ととると、⑥とグズまれ&rdq . . . 本文を読む
速いもので、今年ももうすぐ師走です。あちら、こちらから雪の便り、本格的な冬の到来です。風邪などに気をつけてもう一息頑張ります。
打碁並べ、詰碁、対局の年間目標は、後1ヶ月しかありません。前者の二つは何とかクリアー出来そうですが、対局の方は大幅に未達となる見込みです。”オニ”は笑うでしょうが、『来年は頑張るぞ！』 . . . 本文を読む
和製囲碁AIソフトDeepZenGo（以下Zenと略）と趙名誉名人との第３局で、Zenが打った図１の①の一手が最も印象的でした。この手は黒に②以下のように打たれて良くないと教わったような気がします。確かに黒は良い形ですが、白は未だ不安定で小生も黒が良いと思って来ました。しかしZenは堂々と⑨まで打ち、先手を得て、１７-六と掛りました。これで序盤はいい勝負のようでしたので、①の手も”ア . . . 本文を読む
囲碁電王戦第３局は趙名誉名人が勝って対戦成績を２勝１敗と勝ち越しました。本戦が始まる前、小生は名誉名人が圧倒して３連勝するものと思っていましたが、意外にも名誉名人が苦戦しました。今年の三月ではトッププロに３子だったものが、今回互先でほぼ互角の戦いをした囲碁AIソフト「DeepZenGo」は驚異的な進歩を遂げていました。今後も強くなり続けるだろうと推測されています。これに対し名誉名人は、囲碁AIソ . . . 本文を読む
趙名誉名人が三連勝すると昨日の午前中日記に書いたばかりでしたが、第２局は名誉名人が敗れてしまいました。ショックです。人間との対局と違って、何か調子が取れない感じを受けます。第３局は名誉名人に圧倒して勝って貰いたいものです。 . . . 本文を読む
最近何かと話題になっているコンピュータ囲碁。第２回囲碁電王戦において、趙名誉名人と和製囲碁AIソフト「DeepZenGo」の三番勝負第１局が昨日行われました。互先、名誉名人の先番（６目半コミ出し）で名誉名人の中押し勝ちでした。序盤から中盤にかけて、何度も名誉名人の”ボヤキ”があったことから、プロ並みの力があることは間違いないようです。 人間同士の対局においては、名誉名人の . . . 本文を読む
本日は”Ｋ先生を囲む会”の予定でしたが、先生の体調がすぐれず、やむなく中止となりました。毎年楽しみにしていた碁会でしたので大変残念です。先生の一日も早いご回復を祈念いたします。
さて６４期王座戦第３局は井山王座が勝って３連勝でタイトルを防衛しました。名人位を失って調子が心配されましたが、ガッチリ６冠を維持しました。挑戦者の余七段は善戦しましたが一歩及びませんでした。し . . . 本文を読む
挑戦者決定トーナメントSリーグ優勝の河野臨九段とAリーグ優勝の張栩九段の変則三番勝負第２局は河野九段が勝って挑戦者となりました。トーナメントで結城九段、山下九段、そして河野九段との第１局と連破して来た張九段でしたが、最後の一局に破れ涙をのみました。 河野九段の七番勝負登場は一昨年の名人戦に続いて２回目ですが、長考派のイメージが強いので２日制の碁に向いているような気がします。前回の名人戦では惜しく . . . 本文を読む
11/12～13にかけて日本棋院秋田県南支部主催、秋田市千秋会共催による第１２回東北ベア碁親善大会が横手市鶴ヶ池温泉で開催されました。参加者は２５人とこじんまりしていましたが和気あいあい楽しい碁会となりました。小生は初めての参加でしたが、1対１の通常の対局とは違った難しさと面白さを感じました。パートナーの棋力に大きな差がある場合、上手のパートナーが最善手を追及していくと、破綻してしまうことが多い . . . 本文を読む
棋聖戦挑戦者決定トーナメントの河野臨九段（Sリーグ優勝）と張栩九段（Ａリーグ優勝）の変則三番勝負の第１局は、息詰まるヨセ合いの末、黒番の張栩九段が半目勝ちとなりました。河野九段は半コウ争いのコウ材に泣きました。しかし同九段にはアドバンテージの１勝がありますので、これで相星となり、次局が決勝局になります。 高尾九段が井山七冠を破って名人に返り咲いたこともあり、張栩九段としても何とか挑戦権を得たいと . . . 本文を読む
