ＡＩ囲碁の出現により従来の定石が見直されて来ているようです。小目に対してケイマ掛りしたとき、二間高ばさみなどの挟む手が殆ど見なくなり、大抵、ケイマかコスミで受けるようになりました。挟むとケイマに掛けられて良くないとの評価のようです。
図１は例会におけるＳさんとの一局（小生の定先）。➎とケイマに掛かった時、⑥と挟まれましたので❼とケイマ掛けし、以下双方疑問手が多々ありましたが、出来上がり図は左 . . . 本文を読む
４月だと言うのに、つい最近まで雪が降っていましたが、ここ二、三日漸く暖かい日が続き、庭のスイセンは勢いづいて咲いています。桜ももう間もなく咲くことでしょう。
話は変わりますが、５７期十段戦５番勝負第４局は、挑戦者の村川八段が井山十段を破って、対戦成績３勝１敗で十段位を奪取しました。解説によれば、本局は途中まで黒番の井山十段が優勢だったようですが終盤逆転されてしまったようで . . . 本文を読む
垣根の竹も老朽化しボロボロの状態でしたが、当方の懐事情もあり一念発起し、自力で”四ツ目垣”に挑戦してみました。これが見た目以上に大変な作業で、手を傷だらけにしながら何とか格好をつけました。
作業中に通りかかったおじさん（小生よりやや年配）に『頑張ってるな！』などと声を掛けられ、『素人なのでなかなかうまくいきません』などと少々謙遜しながら小生。すると『まんず秋まで持てば . . . 本文を読む
昨日（4/13）は魁新報社主催の『しろうと本因坊戦』が開催されました。県内地区予選を勝ち抜いた６１人と昨年の成績上位３人を合わせて６４人で争われる大会で小生も横手地区代表の一人として出場しました。しかし、１回戦、２回戦と連敗し敗退。残念の極みです。 図１は秋田市のＦ五段（女子中学生３年）戦。白番でＡと打てば左隅の黒は死んでいましたが、実戦では小生はＢと打っても死んでいると読み誤り、すかさず黒にＡ . . . 本文を読む
５７期十段戦第３局は挑戦者の村川八段（先番）が乱打戦を制し、対戦成績を２勝１敗とし井山十段をカド番に追い込みました。碁の内容の良し悪しは分かりませんが、挑戦者は目いっぱい自分の碁を打っているように見えます。これに対し井山十段も最強手で応じて激戦になりました。最後は中盤で黒が７７手目で当て込み、白の応手を見た一手がモノを言いました。碁は本当に難しいものです。 . . . 本文を読む
７４期本因坊戦挑戦者決定リーグは、羽根九段、河野九段、芝野七段の三人が５勝２敗で並び、プレーオフの結果、河野九段が羽根九段、芝野七段を破って挑戦者に決定しました。最近の同九段は絶好調のようで、まずは最強の挑戦者と言ってもいいと思います。井山本因坊とのタイトル戦ではきっといい勝負になると思います。
芝野七段は大魚を逸しました。最年少挑戦者の記録が掛かっていただけに残念でした。来年に期待しましょ . . . 本文を読む
７４期本因坊挑戦者は芝野七段、羽根九段、河野九段の三人によるプレーオフとなりました。リーグ最終戦で河野九段に敗れた一力八段は挑戦者争いから脱落すると同時にリーグ陥落となってしまいました。本当に厳しいものです。
さて本因坊『文裕』に挑戦するのは誰か、芝野七段（１９歳）のタイトル戦での活躍も見たいし、羽根九段と井山五冠との七番勝負も他の四天王（山下九段、高尾九段、張栩名人）とは一味違う碁が見られ . . . 本文を読む
旧聞なのですが、掲題決勝戦は一力遼八段が井山五冠を破って優勝しました。何故放送されて２週間近くも経つのに、今更ここに日記を書くのには理由があります。
本局、両者の一歩も譲らぬ戦いの面白さもさることながら、解説の２５世本因坊（趙治勲九段）と司会の長島梢恵二段の”掛け合い”が面白く、長島二段の鋭い”突っ込み”と２５世本因坊の”ボケ&rd . . . 本文を読む
どうも気が弱いせいか、気合負けしてしまうことが良くあります。図１は先日行われた魁新報社主催”しろうと本因坊戦”の横手地区予選におけるＳ先生との一局（小生の先番）。
右下隅で、黒が両掛かりした局面で、白は①と三々にコスミ、黒がａと掛けたら『出切って戦います』と主張されました。周りには白石が多いので、なるべく戦いにならないように❷と交わしましたが、③と打たれ主導権を取られ . . . 本文を読む
