本因坊戦の中継放送

　今期の本因坊戦の中継放送（ＮＨＫ　ＢＳ）は従来の放送枠（１日目　１ｈ、２日目　２ｈ、ダイジェスト10分）から大幅に縮小されています（1日目　なし、２日目　１ｈ、ダイジェスト30分）。なお併行して行われていた将棋の名人戦では従来の放送枠でした。この点についてＮＨＫへ問い合わせたところ、視聴者の意見を勘案し囲碁・将棋のタイトル戦中継放送枠を見直している最中とのことで、今シリーズの本因坊戦で試行してい . . . 本文を読む

「大石死せず」

　下図は例会におけるＷさんとの一局（互先　小生の黒番）。９７手までＷさんは白の大石に生きはないと見て投了されました。 　局後、傍で見ていたＳ先生（小生の恩師であり囲碁の師匠）は下の図を示し、コウになるのではないかと。①、③のツケ下がりは全く小生の読みにありませんでした。指摘の通り白の大石を無条件で取ることは難しく未だこれからの碁だったようです。考えれば手はあるものですね。 . . . 本文を読む

「秋田の匂い」

　さいたま市に住む娘夫婦の子供達（つまり小生の孫）はこの春から、上は小学校へ入学、下は幼稚園（年少）へ入園しました。たまに遊びに行くと我々を歌や踊りで大歓迎してくれます。上の子が突然「じーじ、秋田の匂いがする」と言います。井沢八郎の歌（ああ上野駅）のように田舎の香りを運んできたか、はたまた加齢臭を嗅ぎつけられたかと内心ドキリ。しかし娘の解説によると、彼女らが秋田の当方へ逗留していた時の洗濯物（家内 . . . 本文を読む

本因坊が連勝

　７０期本因坊戦第２局は井山本因坊が勝って対戦成績を２勝０敗としました。山下九段にとっては地元北海道で行われる次の第３局（６／３～６／４）は絶対負けられない一局となりました。それにしても石のせめぎ合いでギシギシと音が聞こえるような激闘を展開しています。第３局は是非山下九段に頑張って貰いたいと思います。 . . . 本文を読む

本因坊戦第２局始まる

　７０期本因坊戦第２局が始まりました。井山本因坊が第１局に続いて連勝するか、山下九段がタイに戻すか本シリーズ前半山場の一局です。期待通り？序盤早々、あまり例のない布石からねじり合いが続いています。明日も難解な乱戦になると思います。果たして”快刀乱麻を断つ”のはどちらか目が離せません。 　＜欄外記＞ 　　ＮＨＫは三大タイトル戦の第１日目の中継放送を止めてしまったようですが . . . 本文を読む

８年目の開花

　黄色の孔雀サボテンが８年目の今年ついに開花しました。赤色のものは一昨年から咲いていましたが黄色の花はまた趣が違います。小生も３０年間封印していた囲碁を再開して７年。孔雀サボテンにあやかって何とか一花咲かせたいものです。……枯木に花はまあムリでしょうね……（微かに陰の声）。 　 . . . 本文を読む

薫風

　沖縄の方はもうすぐ入梅のようですが、北国のこちらは天気が良いと心地よい風がそよぎます。山は新緑ですが、遠くに聳える山脈の頂にはまだ残雪が見えます。田んぼには水が入り、早苗が一面に植えられています。近隣の農家にとっては最も忙しい時期なのでしょう。夜明けとともに、田んぼや畑で精を出しています。新聞社主催の囲碁大会も一段落しましたので小生もナス、トマトなどのプランター菜園に精を出して行きたいと思ってい . . . 本文を読む

芝桜（横手市大森町）

　例年この時期横手市大森町の芝桜が見頃になるのですが、今年は雪解けが早かったせいか、もう終盤になっていました。花が盛んな時期は花びらや文字を形取った模様がとてもきれいです。機会があれば是非訪れて欲しいものです。 　さてプロ碁界では４０期碁聖戦挑戦者に山下九段が名乗りをあげました。先の棋聖戦、現在行われている本因坊戦に続いて、またもや井山四冠対山下九段の対決となりました。このところ山下九段は井 . . . 本文を読む

朝日アマ名人戦秋田県大会結果（２０１５）

　優勝はM六段で連覇となりました。準優勝はS．T七段、三位F七段、四位M.T七段とベスト４はいずれ劣らぬ県のトップメンバーが占めました。 　小生はと言えば県大会レベルの層は厚く勝利できませんでした。残念でしたが自分としてはまあまあ良く打てた方だと思っております。また来年に向けて頑張りたいと思います。 . . . 本文を読む

ギャフン

　5/12付けの記事（しらぬが仏）で、小生（白）の大石に無条件生きはなく、コウでシノグよりない旨記述しましたが、後日相手のYさんから下図のように打てば白に生きはなかったと指摘を受けギャフン。全く見えていませんでした。くわばら、くわばら。 . . . 本文を読む