４７期棋聖戦挑戦者決定Ｓリーグが始まりました。緒戦は前棋聖の井山４冠対高尾九段の一戦。棋聖戦の挑戦者には例年Sリーグ（６人の総当たり）の優勝者がなっていますので、初戦における１勝はかなり大きな比重を占めます。井山四冠は勿論挑戦者の筆頭候補なのですが、本局は黒番の高尾九段が中押し勝となりました。同九段らしい正々堂々とした打ち回しだったように思いました。 図１は中盤の難しい局面で、高尾九段は❶とケイ . . . 本文を読む
横手公園の桜が漸く咲きました。２，３日すると満開になると思います。
さくらは咲きましたが、菫さんは今一歩及びませんでした。３３期女流名人戦３番勝負は藤沢女流名人が挑戦者の仲邑菫二段を破って５連覇を果たしました。仲邑二段はまだ中学生ですので、きっと近い将来タイトルを奪取し大輪の花を咲かせると思います。
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漸くタイヤを交換しました。桜はまだつぼみですが、もう間もなく開花になるでしょう。来週には夏日となることもあるようで、当地もいよいよ春本番です。
注目の中学生の仲邑菫二段が藤沢女流名人に挑戦する３２期女流名人戦三番勝負第１局は白番の藤沢女流名人が中押し勝し５連覇に王手をかけました。仲邑二段は随所に鋭い手を見せましたが一歩及びませんでした。第２局以降もどんな手を見せてくれのか楽しみです。 . . . 本文を読む
許十段に余正麒八段が挑戦していた６０期十段戦五番勝負は許十段が３連勝しタイトルを初防衛しました。同十段は絶好調でこれで１５連勝とのこと。余八段も好調だったものの、第３局直前に本因坊戦リーグ最終戦で芝野九段に手痛い１敗を喫し、その後一力棋聖とのプレーオフにも敗れ、少し調子を落としたかも知れません。しかし４７期名人戦リーグでは３勝１敗と現在トップを走っていますので、今後も活躍が期待されます。 . . . 本文を読む
７７期本坊戦挑戦者決定リーグ戦は一力棋聖と余八段が共に6勝1敗で両者のプレーオフとなり、一力棋聖が勝ち、初めての本因坊挑戦を決めました。名人戦、棋聖戦に続いて３連続で井山四冠との七番勝負を争います。名人戦では井山五冠（当時）が、棋聖戦では一力九段（当時）がそれぞれ４勝３敗で勝っており、今度の本因坊戦が両者の決戦の舞台となりました。熱戦となること必至でしょう。５月１０日の開幕が待ち遠しい。 . . . 本文を読む
７７期本坊戦挑戦者決定リーグ最終戦は３月３１日に一斉対局があり、６勝０敗でトップを走っていた余八段は芝野九段に敗れ、５勝１敗で追走していた一力棋聖が佐田七段に勝ち、両者同率となりプレーオフ（４／４）で決着することとなりました。芝野九段（先番）と余八段戦は最後まで微細な形勢でしたが、黒がからくも半目残し、余八段はもう一歩のところで大魚を逃しました。果たしてプレーオフで再び大魚を網に入れることが出来 . . . 本文を読む
