本因坊戦第5局は井山本因坊が勝ってタイトルを防衛しました。本局は右上黒の死活をめぐっての攻防がハイライトでした。これで井山本因坊は4連覇となり、来年防衛すると永世本因坊を名乗る資格を得ます。趙25世本因坊以来の永世本因坊が誕生する可能性大だと思います。国内においては暫く井山時代が続きそうです。 . . . 本文を読む
棋譜並べをしていると終局手数が異常に長い対局に出くわすことがあります。一昨日に終局手数360手の棋譜を並べました。並べ終えるのに1時間20分も掛りました。最長記録は一体何手なのでしょうか?興味湧いてきます。過去10年間のタイトル戦においては、平成18年の第31期名人戦挑戦手合い第4局 当時の張名人対高尾本因坊戦で364手が記録されています。ちなみにこの一局は白番の高尾本因坊が半目勝ちでした。
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井山碁聖に山下九段が挑戦する40期碁聖戦第1局は井山碁聖が勝ちました。序盤早々あまり例のない形から競り合いが続きました。両者の碁は新型が現れたりするのでいつもわくわくさせられます。第2局も期待しましょう。その前に7/29から本因坊戦第5局があります。山下九段はカド番に追い込まれていますが、意地を見せることが出来るでしょうか。 . . . 本文を読む
第40期碁聖戦5番勝負が6月26日より開幕します。今期は井山碁聖に山下九段が挑戦します。両者は現在本因坊戦でも戦っており、ダブルタイトルマッチとなります。持ち時間が8時間の七番勝負では、両者力のこもった読み合いを展開して来ましたが、碁聖戦は1日制で持ち時間も4時間と短いのでまた違った展開の碁が見られるかも知れません。秒読みになってからの正確さがポイントになりそうです。 . . . 本文を読む
先週のばら祭り囲碁大会では、1回戦で重大な見損じをしたり、4回戦では序盤早々定石を間違えたり散々な結果に少なからず落ち込んでしまいます。下の絵を見ていたら、ふと子供の頃習った詩を断片的に思い出しました。『…心に太陽を持て……、くちびるに歌を持て……』。
また次回に向けて頑張らねば。
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梅雨の時期なのですが、こちらはたまに激しいにわか雨はありますが比較的晴れの日が続いています。そんな中、アジサイも漸く色づいて来ました。そしてその傍にコスモスが一輪咲きました。普通日が短くなった秋に咲くはずなのですが、このコスモスは相当アワテ者らしい。
かく言う小生も学校時代はテスト用紙に名前を書かず提出したことや、裏にも問題があることに気づかず半分しか得点出来なかったことも。そして現在、 . . . 本文を読む
70期本因坊戦第4局は挑戦者の山下九段(白番)が井山本因坊を破って今シリーズ初勝利となりました。善悪は分かりませんが序盤山下九段の思い切った一手が見られました。下図①、③、⑤のコンビネーションがとても印象的でした。
山下九段にとっては1勝は返しましたが、依然としてカド番の厳しい状況に変わりはありません。ここで踏ん張れるか正念場が続きます。 . . . 本文を読む
昨日(6/14)は横手市囲碁連盟主催の「ばら祭り市民囲碁大会」が開催されました。約80名の参加者があり熱戦が繰り広げられました。結果は「日本棋院秋田県南支部」のブログを参照してください。
小生の成績は残念ながらAクラスで2勝2敗でした。図1は3回戦Sさんとの一局(互先 小生の黒番)。右下で白が両掛りし、黒が21とツケた局面。
図1
ここでSさんは、図2①(16-十三)と割り込み、 . . . 本文を読む
本日(6/13)のYさんとの一局(互先小生の白番)で、久々に大ナダレを打たれました。言わずと知れた難解定石でトッププロの対局でも最近ではめったに打たれません。本局は序盤早々中央での競り合いが続きましたが、100手未満で白の中押し勝ちとなりました。大型難解定石では一手の悪手や緩みが致命的になってしまうことが良くあります。それ故小生はなるべく難解定石は回避しているのですが、今回は久々に売られたケンカ . . . 本文を読む
横手市の横手公園内にあるバラ園は、もう少し経つと見頃になると思います。横手市囲碁連盟では例年この時期に市との共催で「ばら祭り囲碁大会」を開催しており、今年は6月14日(日)に開催されます。開催要領等については横手市のホームページを参照ください。日本棋院のプロ棋士(矢代六段)も参加されます。運がよければ指導碁を打っていただけるかも知れません。
小生は毎回参加しているのですが、今回は裏方としても . . . 本文を読む