43期名人戦第1局は黒番の井山名人が先勝。序盤から難解なコウ争いが続きましたが、井山名人が粘る挑戦者を振り切り中押し勝ち。挑戦者の張栩九段は負けはしましたが、十分手ごたえを感じたのではないかと思います。第2局以降の健闘に期待しましょう。 . . . 本文を読む
43期名人戦七番勝負の第1局は黒番の井山名人が117手目を封じました。序盤から難しいコウ争いが続いた割りには、1日目で117手とハイペースで進行しています。封じて前、白番の挑戦者(張九段)が目一杯に頑張りましたので、封じ手は厳しく反撃する一手が予想されます。明日は封じ手開封早々激しい戦いになりそうです。 . . . 本文を読む
いよいよ明日から名人戦が始まります。今年は井山名人へ張栩九段が挑戦します。同九段は七大タイトル戦へ久々の登場です。井山六冠には名人、棋聖など次々に奪取された因縁の相手ですので、並々ならぬ雪辱の念を持って臨むものと思われます。一方の井山名人は先の碁聖戦で許八段にタイトルを奪われましたのでこの名人位は何が何でも死守したいところでしょう。気合の火花散る激戦必至。目が離せません。 . . . 本文を読む
かって秋田が今回ほど盛り上がったことがあったでしょうか?どこへ行っても金足農業高校の活躍の話題でもちきりでした。同高の試合時間には人通りの人が皆無だったとか。ともあれ準優勝おめでとうございました。県民に大きな感動と勇気を与えていただきました。感謝。囲碁とは全く関係ない話になってしまいました。 . . . 本文を読む
急所を突かれると、どうしても形が崩れてしまいます。従って急所を残さないよう注意深く打ち進めなければなりませんが、ついつい腰が伸びてしまうことがよくあります。図1は例会におけるS先生との一局(小生の定先)で黒①とケイマに受けた局面ですが、白②と打たれ対応に苦慮。結局図2のように打ちましたが、以下⑫まで勝つのが難しい形勢となりました。せめて図2⑤では7-五に並んでガマンしなければなりませんでしたし、 . . . 本文を読む
棋聖戦はSリーグ優勝者が挑戦者になる確率が高い。43期のSリーグは最終局を待たずに山下九段が優勝しましたので、同九段が挑戦者となる可能性が大きいと思います。井山六冠対山下九段のタイトルマッチは過去幾度となく行われ、毎回熾烈な戦いを展開しファンを魅了して来ました。しかしたまには新鮮な組み合わせを期待するのも人情と言うものでしょうか? 先の碁聖戦でタイトルを奪取した許家元八段の七番勝負も観たいし、B . . . 本文を読む
備える方向を誤ると一気に非勢に陥ってしまいます。図1は例会におけるS先生との一局(小生の定先)で黒①とアテた局面。小生としてはここで図2の②と打たれるのが嫌でしたが、攻めが信条のS先生は図2は不満と見て図3のように打たれました。
図1
図2
図3
図3の後、上辺を10-四と頑張った結果、左辺が厳しい攻めにに遭い辛くも凌いだものの敗勢となりました。 左辺は3-七に備えるのが形 . . . 本文を読む
昨日から今朝に掛けての用事で留守にしている間に、夏休みで遊びに来ていた子供達(孫)が自宅に帰ったらしい。暑さは相変わらずですが、家の中はしーんと静まりかえっています。 例によって子供達のメッセージが愛用の碁盤の上に置いてあり、紙が飛ばないよう白黒の碁石各二つで四隅を押さえてありました。『タスキ』の布石の様です。碁を全く知らない子供達が自然に『タスキ』にしていることは、この配石に何となく美しさを感 . . . 本文を読む