今年も棋力アップは目に見えず、もうジタバタしてもどうにもならないですが、相変わらず日課の棋譜並べをしているところです。すると一昨日から遊びに来ている子供達(孫 9歳&6歳)が寄って来て、並べている碁盤を見ながら言いました。『じいじ、もうロボットに勝てないんだよね』と痛烈な”ダメ押し”の一手。ぐうの音も出ない大晦日です。 . . . 本文を読む
先週初めまでは、今シーズンは雪が少なく助かるかと思っていましたが、この年末大雪に見舞われております。このような時期はコタツの上でじっと”打碁”並べて過ごすより他ありませんが、今年は昨日から子供達(孫)が来訪しており、賑やかな正月になりそうです。
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残り僅かになって参りました。今年は”ばら祭り囲碁大会”や”団体対抗囲碁大会”などへ事情により参加出来ず残念な一年でした。年頭に掲げた囲碁目標(棋譜並べ、詰碁、対局等)も一部はクリアー出来たものの、他は大幅にショート。目標達成率は兎も角として、強くなっていれば問題ないのですが、こちらも残念な結果ようで、まさに『啄木』の心境です。
『並べても 詰碁解けども 我が棋力 強くならざり じっと手を見る . . . 本文を読む
初心者の囲碁教室などで『ケイマのツケコシ切るべからず』などと偉そうに教えたりしているですが、いざ自分の対局になると、ついその格言に逆らって打ってしまうことも少なくありません。 図1は例会におけるS先生との一局(小生の定先)。白は形を整えようとの意図で図1①とツケコシて来ました。ここで小生は格言に反して②と遮り以下⑪までの変化になりました。左下の隅の黒は2-十八のオキからいじめられながら白に半眼確 . . . 本文を読む
18年ほど前のプロの打碁を並べていたら、図1の左上隅で白が①とハネた局面で、黒②と押さえた手が敗着との評。以下白③と打たれ一手ヨセコウに。黒②では(1-三)に外す手がうまく無条件生きとのこと。詰碁の問題なら、それが正解でしょうが、実戦では気合上②と押さえたくなってしまいます。因みにこの碁は白の半目勝ちでした。
図1
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幾つになっても『もう少し強くなりたい』と思うのは愛棋家の常でしょう。勿論小生も例外ではなく、『せめて半目』と努力しているつもりなのですがよる年波、現状の棋力維持が精一杯のようです。そして最大の問題は『持ち時間』で、残り時間は定かではありませんが、最近一層時計の進み方が速く、うかうかしていられない状況のようです。 棋力向上のためには、棋譜並べ、詰碁などの勉強とともに、持ち時間を延ばすことも必要で、 . . . 本文を読む
コミと勝率の関係については2017/5/12の記事で述べましたが、コミ5目半時代のデータを若干補足しましたので、改めて述べてみたいと思います。 コミ5目半時代のトッププロの対局1209局(注1参照)における黒番の勝率は54.76%でした。これは理想状態(勝率50%)からおよそ0.12σ(標準偏差)ほどのずれと推測されます。一方コミ6目半になってからのトッププロの対局3028局(注2)における黒番 . . . 本文を読む
図1は例会におけるWさんとの一局(互先 小生の先番)。定石書ではあまり見かけませんが、aのツケコシやbのカケを狙って①と”チキリトビ”を打って見たくなりました。
図1 Wさんとの一局(互先小生の先番)
Wさんは勢い図2の②とハザマをついて以下の変化となりましたが、①が先手で切り離され、(22)と絶好の掛りに回られては小生の作戦は失敗に終わりました。図 . . . 本文を読む