４１期名人戦第一局は挑戦者の高尾九段（黒番）が勝ちました。終盤の息詰まる攻防は、まさに手に汗を握る展開でした。両者最善を尽くした場合、黒の大石の死活は一体どうなっていたのか、今後の検討で明らかにされることと思いますが、ともあれ挑戦者の執念が勝利を呼んだのかも知れません。ニコ生における２４世本因坊と吉原六段の解説も”名人級”で本対局の観戦を堪能しました。第二局以降も熱闘と名 . . . 本文を読む
挑戦者の高尾九段（先番）が７７手目を封じました。ここまで激しい戦いは起こっていませんので、互いに自信のある進行なのかも知れません。明日は上辺、左辺で戦いが起りそうな気がします。あまり根拠はありませんが、”封じ手”は左辺の星下へ２間開きと予想。果たしてどんな一手が飛び出すか楽しみです。 . . . 本文を読む
いよいよ明日から４１期名人戦が開幕します。井山七冠に高尾九段が昨年に続いての挑戦となりました。昨年の名人戦では４連敗、今年の春の本因坊戦でも１勝４敗と高尾九段にとっては残念な結果になっています。この名人戦で是非一矢報いたいと思っているに違いありません。また高尾ファンにとっても同じ気持ちでしょう。どちらがペースを握るか明日、明後日の第１戦の戦いが注目されます。熱戦を期待しましょう。 . . . 本文を読む
”小ヨセ”（終盤自他の陣地の増減を争う戦い）では大抵持ち時間が切迫してることが多く、なかなか正確を期すことができません。細かい碁だと、少し優勢でもあっと言う間に逆転されてしまうことも少なくありません。 一例を挙げると、図１①と当てこまれた場面。正解は図２の②とカケツギ、③のオキには④と受けているのがよいようです。うっかり図３の④と受けると⑤とホウリコミを打たれて大変な損害 . . . 本文を読む
子供（孫）達もさいたま市の自宅に帰っていつもの静寂の日々に。リオオリンピックでは、連日のメダルラッシュに沸いており、夜更かしの視聴で寝不足になっている方も多いことでしょう。一方国内では高校野球が佳境に入り、そんな影響を受けて、いつも日曜の昼に放送される囲碁番組が、今日の深夜（明日午前1:25～）放送になってしまいました。今日は深夜に囲碁観戦すると家内へ告げると、「 ふーん、囲碁もブラジルで行われ . . . 本文を読む
夏祭りのこの季節、金魚すくいなどが良く行われています。我が家にもひょんなことから金魚一尾がやってきました。滞在中の子供達（孫）は大喜びでしたが、水槽、浄化設備、エサなどの調達、飼育方法の勉強などで一騒動でした。子供達がエサを投入すると盛んに食いつい来る様子をじっと観察しながら喜んでいるようです。 暇があれば碁盤に向き合っていて、あまり相手にしてくれない”ジージ”はついに金 . . . 本文を読む
さいたま市在住の娘夫婦と子供達（つまり孫）が夏休みで我が家に遊びに来ていますが、田舎ゆえ遊びに連れて行くところも限られております。そんなことで家内は趣味の”絵手紙”を孫達に教える”にわか絵手紙教室”を開き、ワイワイ言いながら一緒に楽しんでいたようです。贔屓目ですが初めてにしては良く画けていると感心。
Yちゃん（小２）作
Mちゃん（年中）作 . . . 本文を読む
毎週土曜日の午後は”例会”と称し、所定の会場を借りて当支部（日本棋院秋田県南支部）の皆さんが練習碁等で研鑽を積んでいます。今日は８月１３日でお墓参り等あり、会場は予約したものの、さすがに人は集まらないだろうと思いましたが、念のため”例会”会場へ。何と６人の皆さんが既に対局中で、『皆さんは碁打ちの鏡ですね』と小生が言うと、対局中のT先生がすかさず『こ . . . 本文を読む
例会におけるYさん（互先 先番）とWさんの碁を見ていたら、図１左下の定石で白①では2-十六にキリを入れるのが普通ですが、Wさんは単に①とハネました。これに対しYさんは②とはね返しました。その後どのような変化になったか見過ごしてしまいましたが、①、②ともに珍しい手で、善悪は分かりませんが非常に感心した次第です。
図１
白①の意図はもし図２の黒②なら、③とかけ継ぎ、キリとカカエの交換を . . . 本文を読む
