十数年前の碁を並べていたら、図１のような場面があった。勉強家の愛棋家なら先刻ご承知のことですが、図１の左上隅の形は白の星へ黒がケイマに掛り、白が二間高挟みしたとき、黒が両掛りした時の変化です。『白①の押さえは決めない方が良い』との評。つまり将来白②とハネてコウにする手段があることを指しています。 しかし、①の押さえも厚いし、②と替わっても、将来a付近に白石が来れば、7-一とハネて黒の大石を攻める . . . 本文を読む
将棋の藤井４段の活躍に世の中が沸騰しています。新記録の２９連勝した日の翌日の三大新聞の一面トップはいずれもこの記事でした。テレビも相当の時間を割いて報道しております。小生の記憶では囲碁・将棋界でかってこれほど注目されたことはないように思います。これにより関連グッツは売り切れわ、将棋教室は大賑わいなど将棋界は多いに盛り上がっているようです。 兄弟筋の将棋界が盛り上がっていることは歓迎すべきことです . . . 本文を読む
早いもので今年ももう直ぐ七夕です。七夕飾りの短冊にはいろいろ願いごとを書くのですが、先ずは『棋力向上』が棋客の一致した願いかと思います。そうは言っても健康でなければ碁も打てませんので『健康』を。そうそうお金も大事なので、『宝くじが当たりますように』、『美味しいものを食べたい』などと際限がありません。しかしただ願うだけでなく、”願い”を強く決意しなければ叶えられないとのこと . . . 本文を読む
４２期碁聖戦井山碁聖対挑戦者山下九段の第１局は、力戦派の両者らしく激戦になりましが最後は井山碁聖が難戦を制しました。井山碁聖は先の十段戦、本因坊戦で期待の若手挑戦者を一方的なスコアで退け、また名人戦挑戦者決定リーグにおいても５連勝と絶好調のようです。山下九段に是非頑張って貰いたいのですが、タイトル奪取は難しいかも知れません。 本局では山下九段の打った図１の①と一間高挟みした手が新鮮に映りました。 . . . 本文を読む
明日から４２期碁聖戦五番勝負が始まります。今回は６連覇を目指す井山碁聖に山下九段が挑戦します。対戦成績では井山碁聖が圧倒（３９勝１９敗）しているようですが、両者はいつも手に汗を握る戦いを繰り広げてくれますので、わくわく、ドキドキ感がたまりません。 山下九段には是非頑張って頂いて六冠の一角を崩して欲しいのですが、井山碁聖も絶好調のようなので、タイトル奪取は至難の技です。両者の激戦を期待しましょう。 . . . 本文を読む
６月に入って寒さが続いたので、家庭菜園のナス、トマト、オクラなどの生育が良くありません。オクラに至っては２株とも枯れて復帰は難しい状況。一方今年初めて植えたキューリやブロッコリーは順調に育っています。しかし、ブロッコリーの葉っぱには大きな孔が空いています。どうやら「はらぺこ青虫」に食べられているようですが、なかなか犯人を捕まえることが出来ず手を焼いています。
さて７２期本因坊戦の方は本因 . . . 本文を読む
６月に入ってから雨が多く、また寒い日が続いていました。昨日、今日と太陽に恵まれ漸く暖かくなって来ました。空家になった義母の家の庭に今”あやめ”が咲いています。もう直ぐ”あじさい”も咲くでしょう。
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７２期本因坊戦第３局は１日目昼食休憩に入りました。３０手目までは本因坊（先番）の実利、挑戦者本木八段の厚みの展開でしたが、３２手目の当て込みに本因坊が反発し、白の実利、黒の厚みの振替わりになりました。勿論形勢は分りませんが白も弱い石がないので戦えるのではないかと。次は白番ですがノビキッタ黒２子の頭にツケて見たいような気もします。本木八段の健闘にに期待しましょう。 . . . 本文を読む
６月に入って毎日雨で肌寒い日が続いていますが、ヤマボウシの花は今満開で、雨に濡れた花びらがたまに射す日の光にきらきらと輝いているように見えます。一寸寒いですが今が一番いい季節なのかも知れません。
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当支部きっての定石通のIさんは嘆いていました。５月に行われた支部囲碁大会でのKさんとの一局（Iさんの三子局）でとんでもない”手拍子”で序盤そうそう投了になってしまったと。その手拍子とは図１ 白①に対し、形良く②と受けたのが致命的で以下③から⑦まで、”押す手なし”で左辺の黒が取られてしまったとのこと。一般に②の手は形が良い手なのですが、この場合に限っ . . . 本文を読む
