一力棋聖に芝野名人が挑戦している４７期棋聖戦七番勝負第４局は一力棋聖が勝って、対戦成績を３勝１敗とタイトル防衛まであと１勝と迫りました。 本局は黒番の一力棋聖が序盤から”地”を稼ぎ、芝野名人の厚みの中でシノグ展開になりました。特に119手目白模様の中にドカンと打ち込み、秒読みの中包囲している白石を逆に追い詰めてシノグ様はまさに圧巻でした。 芝野挑戦者はカド番に追い込まれま . . . 本文を読む
４７期棋聖戦七番勝負第３局は一力棋聖（白番）が芝野挑戦者（名人）を下して、対戦成績を２勝１敗と一歩リードしました。 本局は一力棋聖の大局観が光った一局だったように思いました。図１下辺での競り合いで、黒が❶とハネ出した時、黒４子を取りにいかず、②とノビ、以下❸、④、❺と要石の中央白７子を捨てたのには驚きました。先手で⑥の要所に回れば”打てる”との判断だったようです。この後、 . . . 本文を読む
一力棋聖に芝野名人が挑戦している４７期棋聖戦七番勝負第３局が始りました。ここまで1勝１敗の五分で本局は本シリーズを左右する注目の一局です。 コウ争いで大きな振り替わりのあと、黒番の芝野名人が９１手目を封じました。難しところでの封じ手となりましたが、とりあえず５－九と延びて白の応手を聞くような気がします。いずれにしても明日は封じ手開封と同時に激戦に突入しそうです。
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