井山十段が勝ってタイトル防衛に王手をかけました。両者秘術を尽くして戦っているに違いありませんが、その迫力が今一つ伝わって来ないような感じを受けました。第3局以降挑戦者(余七段)の踏ん張りを期待しましょう。 話は変わりますが、今度の日曜日(4/2)は魁新報社主催の「しろうと本因坊戦」の地区予選があります。昨年は不甲斐ない成績で予選落ちしましたが、今年は何とか県大会へ行けるよう頑張りたいと思います。 . . . 本文を読む
未だ]雪がちらつくことはありますが、庭の雪も溶けてスイセンや福寿草などが芽吹いています。チューリップは二年前、モグラかねずみに球根がやられたようで、それ以来満足な花が咲いていません。もう一度球根を植え直したいと思っているところです。
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十文字町幸福会館におけるSさんとの一局(互先小生の白番)。図1左上隅の変化は黒の星に白が4-三にツケてよく出来る形なのですが、①と置かれて、②と曲がったとき、いきなり③と切られて動揺。定石本などでは②と曲がり、黒に何らか受けて貰ってから、3-二もしくは2-三にぶつかってヨセ劫になると。しかしいきなり③と切られてみると、対応手段が難しく、迷ったあげく⑧が大悪手で⑨とダメを詰められ白潰れ。⑧では図2 . . . 本文を読む
”利き”は受けなければ甚大な損害を与える(又は蒙る)手で、将棋で言えば”王手”に近いのですが、王手と違って、絶対に受けて貰える(又は受けなければならない)ものでもありません。実戦ではこの”利き”を上手に活用できるかどうかが勝敗を左右すると言っても良いかも知れません。また、本当に”利き”なのかどうか微妙 . . . 本文を読む
閑があれば”6Zen”殿に対局をお願いしているのですが、強いの何のって、小生はついに二子に打ち込まれてしまいました(持ち時間無制限)。二子では現在五分なのですが、彼が十分力を発揮する時は二子でも敵わないような気がします。布石では平凡ながら要所を絶対外しません。中盤の戦いでは”読み”が深く小生より数段上。ヨセも先ず間違えません。一見非の打ち所がないよ . . . 本文を読む
41期棋聖戦第6局は井山棋聖が勝って棋聖位5連覇を達成し、将来「名誉棋聖」を名乗る資格を得ました。本局は白番の井山棋聖が序盤からうまく打ち回し、河野九段の力を封じ込めたような印象を受けました。本シリーズ河野九段は接近戦で無類の力を見せてくれましたが一歩及びませんでした。しかしきっと再び七番勝負に登場して来るに違いありません。期待しましょう。 . . . 本文を読む
29期j女流名人戦三番勝負第2局は挑戦者の藤沢女流本因坊が勝って女流名人位を奪取しました。プロのペア碁でも羽根(直)九段と組んで優勝するなど勢いにのっています。これからは女流に限らず一般棋戦での活躍を期待したい。是非七大タイトル戦の挑戦者になって貰いたい。そうすれば”囲碁女子”が増えて、その影響を受けて男性ファンも増加すると思います。 さて今日から41期棋聖戦七番勝負の第 . . . 本文を読む
井山十段に余正麒七段が挑戦する五番勝負第1局は井山十段が勝ってタイトル防衛に向けて幸先良いスタートを切りました。最後、余七段(白番)は足りずと見て黒の大石を五目中手にして取りに行きましたが、逆に包囲している白の大石が切断されセメアイ負けとなり無念の投了。挑戦者としては何とか一矢報いたいところ。次局に期待しましょう。 . . . 本文を読む
41期棋聖戦第5局は、井山棋聖が熾烈な肉弾戦を制し対戦成績を3勝2敗とタイトル防衛に王手をかけました。序盤早々から両者の力比べが始まり、以降長考の連続で激戦が続きました。それにしても、井山棋聖の封じ手の”アタリ”には驚かされました。接触戦では”アタリ”は悪手になることが多いのですが、あの局面では最善手だったのでしょう。プロの碁は本当に難しい。第6局 . . . 本文を読む