６６期王座戦５番勝負第４局は黒番の一力八段が１目半勝し、対戦成績を２勝２敗の五分としました。例によって序盤から難しい戦いが続きましたが、挑戦者が井山王座の追撃を振り切って決着を最終局（１２／１３）に持ち込みました。最終局も是非頑張って欲しいと思います。 . . . 本文を読む
プロの打碁を並べていたら、図１ 一間高掛かり／二間高バサミから、黒がぶつかって白が上にノビた時、ハネて切る定石が出現していました。間違うとハマってしまう大型定石で、アマの碁では時折打たれており、小生も何回か（図１の白の立場で）打たれた経験があります。しかしプロの碁では珍しいような気がします。
図１
黒が図１（37)と出た手が工夫した手で、白が押さえたとき、(39)と飛んで、白４子の取 . . . 本文を読む
柿は最も好きな果物の一つです。お知り合いから頂きました。
６６期王座戦第３局は井山王座が勝ってタイトル防衛に王手をかけました。先の碁聖戦、名人戦と立て続けにタイトルを奪われ、少し調子を落としているように見えましたが、この王座戦で２，３局と連勝し復調して来たようです。明日の４４期天元戦第３局での戦いぶりが注目されます。 . . . 本文を読む
１１月１７日に行われた王座戦第２局（井山王座対一力八段）は猛烈なねじりあいを井山王座が制し対戦成績を１勝１敗の五分に戻しました。１日空けて本日第３局が行われています。序盤早々例を見ない珍しい布石が展開されております。両者の対局は序盤から激しい戦いになることが多く、本局も大激戦になると思います。果たして天王山を制するのはどちらか目が離せません。 . . . 本文を読む
一力八段が井山王座に挑戦する６６期王座戦五番勝負第２局が始まりました。第１局は挑戦者が勝っていますので、一力八段としては本局を何とかモノにしてタイトル奪取に王手をかけたいところでしょう。何しろ、前年同八段は井山七冠（当時）に王座、天元、棋聖のタイトル戦挑戦者になりながら、いずれもストレートで敗れるという屈辱を味わっています。１、２局勝った位ではとても借りを返せたとは言えません。次世代を担うエース . . . 本文を読む
４３期棋聖戦挑戦者決定トーナメント決勝（変則三番勝負）において、白番の山下九段が河野九段を破って挑戦者となりました。井山棋聖とは37期、38期、39期と３年連続で挑戦手合いを打っていますが何れも井山棋聖の軍門に下っています。果たして今年度こそ一矢報いることが出来るかどうか、注目の第一局は来年１月１０日から行われます。熱戦をを期待しましょう。 . . . 本文を読む
標題は毎週金曜日のゴールデンタイムにNHKで放送しているクイズ番組のタイトルで、ゲスト回答者が間違うと、５歳の”チコちゃん”に『ボーット生きてんじゃネーヨ！』と、決め台詞で叱られるのが人気のようです。 先週はオジさん達が何故”オヤジギャク”を言うのかというテーマで、新橋あたりの居酒屋にその実態を取材していたようです。が、その中で一般客に混じって何と . . . 本文を読む
４３期名人戦七番勝負第７局は挑戦者の張栩九段が勝って名人位を奪取しました。ヨセに入って微細ながら黒番の井山名人が優勢との評が多かったのですが、挑戦者は名人の一瞬のスキを捉えて勝利しました。過って５冠王であった同九段は次々にタイトルを失い無冠になって数年、待望の名人位に返り咲いた喜びはひとしおのことと思います。おめでとうございます。 井山名人が本シリーズ３勝１敗と挑戦者をカド番に追い込んだ時点では . . . 本文を読む
