「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

【10月17日】障害者と家族、障害者団体スタッフと3時間

2009-10-17 23:27:59 | 地域防災
市社協が宿を確保してくれたので、この日はホテルから出発。
プリンターのインクなど、ちょっとした買い物を済ませて会場へ。

市社協は、駿府城のお堀端、家庭裁判所近くの「中央社会福祉センター」にある。
その3階ホールが今日の会場。参加者は80名ほど?

聴覚障害や視覚障害を持っている人と、健常者。
同時に話をするのは正直言って辛い。
どちらか一方だけならば、まだ、話のやりようもある。
なるべく多くの解説を入れたつもりだが、理解度はどうだっただろうか。

前日同様、被害想定をその場で打ち出し、その見方も含めて説明をする。
ともかく、自らがかかえているリスクの大小を知ることが、
地震に限らず、防災・危機管理のイロハのイ。

そして、そのことを家族でしっかりと考えてもらいたいと、
この種の機会をもらうたびに思う。
そして、そのために出来ることはやろう、と。

3時間という与えられた時間を、50分×3本で使う。
それにしても、決して面白い話ばかりではないはずなのに、
しかも、参加型のプログラムが出来なかったというのに、
よくぞまぁ、がんばって聞いていてくれたものと感謝するのみ。

途中、かの「ザ・フォーク・クルセダー」の加藤和彦さん死去のニュースを知る。
この種の行為の是非はさておき、休み時間のBGMに
「あの素晴らしい愛をもう一度」をかける。
一つの時代が終わってしまった、ということ、なのだろうか。
同時代人とは言い難いところだけれど、「あの時代」って何だったのか。
聞いてみたい人が、また一人、亡くなってしまった……。

16時半に終了。
撤収の後、皆さんにあいさつして失礼する。
途中、無性に眠くなり、コンビニの駐車場で仮眠。
仮寓に戻り、何をするでもなく、布団に入る。うーん……。

(10月18日アップ)