帰国翌日は少し朝寝をさせてもらいました。8時半に母に起こされ、朝風呂と
朝食の後、9時半ごろ稲毛を出発。秋葉原の事務所は模様替えの最中との
ことなので、いつものようにデスカット東京・日本ビル店で1時間半ほど仕事を
した後、新幹線で静岡へ。
14時から1時間ほど、県立静岡高校1年生に地震防災の話をさせてもらい
ました。何せ県のトップ校ですから、チャンチャンバラバラの議論を期待したの
ですが、ちょっと肩すかしを喰らった感あり。でも、先生方からは「有意義でした」
と言われ、役は果たせたかな、というところでした。静高は文系も理系も、地学
と地理の両方を履修させているとのこと。であればこそ、本気で防災を学ぶ
環境が整っている訳ですから、10年先20年先、僕らの後を継いでくれるような
人材が出てくることを期待しましょう。
終了後、とんぼ返りで東京へ。往復の新幹線の車中で7000字の原稿を書く
はずが、どうにも指が動かず。締切はとっくに過ぎているというのに、我ながら
情けない話(冷汗タラタラ……)
消防科学総合センターの図上型防災訓練についての研究会も、今年で5年目
になります。学識経験者は、東京経済大の吉井座長以下、気心の知れた防災
研究者の皆さん。「遅れてもいいから顔を出すように」とのことで、かなりの遅刻
ですが永田町の町村会館へ。今年のテーマは風水害を想定した図上訓練
プログラムの構築ということで、大変楽しみです。それにしても、世にはステップを
踏まない図上訓練ノウハウの多いこと多いこと!仄聞するに、洞爺湖サミット
対策の訓練も、相当ひどいとか。まぁ、そうだろうなぁ、とは思います。被害様相と
役割分担のイメージがなければ、まともな図上訓練など、できる訳もないのに、ね。
研究会の後、渋谷経由で久しぶりの恵比寿へ。東口に降りるのはひょっとして
8年ぶり?(駅構内に讃岐うどんの店も出来ていたんだ……)。災害看護支援
機構の山崎達枝さんから、四川大地震の現地報告を聞きました。山崎、黒田、
酒井という、災害看護学界のビッグネームのお三方が、連れ立っての現地調査
とのことで、期待もしていましたが、さすがよく見てきて下さいました。ただ、今後
日中両国間で災害看護分野の協力を行うことは、いろいろと事情もあるようで、
一筋縄ではいかないのでは、とのこと。事情の中身が想像つかない訳では
ありませんが、つまらないメンツを張りあうよりも、善意を活かせばよいのにと、
単純に思っているところです。
何とか新幹線の最終静岡行に間に合い、富士市内の仮寓へ。仮寓とはいえ、
三週間ぶりに帰ってきた我が家ですが、(当たり前ですが)やはり散らかりっ
ぱなしでした……。
(6月23日記す)
朝食の後、9時半ごろ稲毛を出発。秋葉原の事務所は模様替えの最中との
ことなので、いつものようにデスカット東京・日本ビル店で1時間半ほど仕事を
した後、新幹線で静岡へ。
14時から1時間ほど、県立静岡高校1年生に地震防災の話をさせてもらい
ました。何せ県のトップ校ですから、チャンチャンバラバラの議論を期待したの
ですが、ちょっと肩すかしを喰らった感あり。でも、先生方からは「有意義でした」
と言われ、役は果たせたかな、というところでした。静高は文系も理系も、地学
と地理の両方を履修させているとのこと。であればこそ、本気で防災を学ぶ
環境が整っている訳ですから、10年先20年先、僕らの後を継いでくれるような
人材が出てくることを期待しましょう。
終了後、とんぼ返りで東京へ。往復の新幹線の車中で7000字の原稿を書く
はずが、どうにも指が動かず。締切はとっくに過ぎているというのに、我ながら
情けない話(冷汗タラタラ……)
消防科学総合センターの図上型防災訓練についての研究会も、今年で5年目
になります。学識経験者は、東京経済大の吉井座長以下、気心の知れた防災
研究者の皆さん。「遅れてもいいから顔を出すように」とのことで、かなりの遅刻
ですが永田町の町村会館へ。今年のテーマは風水害を想定した図上訓練
プログラムの構築ということで、大変楽しみです。それにしても、世にはステップを
踏まない図上訓練ノウハウの多いこと多いこと!仄聞するに、洞爺湖サミット
対策の訓練も、相当ひどいとか。まぁ、そうだろうなぁ、とは思います。被害様相と
役割分担のイメージがなければ、まともな図上訓練など、できる訳もないのに、ね。
研究会の後、渋谷経由で久しぶりの恵比寿へ。東口に降りるのはひょっとして
8年ぶり?(駅構内に讃岐うどんの店も出来ていたんだ……)。災害看護支援
機構の山崎達枝さんから、四川大地震の現地報告を聞きました。山崎、黒田、
酒井という、災害看護学界のビッグネームのお三方が、連れ立っての現地調査
とのことで、期待もしていましたが、さすがよく見てきて下さいました。ただ、今後
日中両国間で災害看護分野の協力を行うことは、いろいろと事情もあるようで、
一筋縄ではいかないのでは、とのこと。事情の中身が想像つかない訳では
ありませんが、つまらないメンツを張りあうよりも、善意を活かせばよいのにと、
単純に思っているところです。
何とか新幹線の最終静岡行に間に合い、富士市内の仮寓へ。仮寓とはいえ、
三週間ぶりに帰ってきた我が家ですが、(当たり前ですが)やはり散らかりっ
ぱなしでした……。
(6月23日記す)