「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

【10月10日】三連休(&オバマ米大統領にノーベル平和賞)

2009-10-10 23:39:52 | 日常の一コマ
ありがたいことに、予定のない三連休。
イコール、そのまま普段の睡眠不足解消のための「寝ダメ」の時となる。

オバマ米大統領にノーベル平和賞が授与されるとのこと。
最初の印象は「えっ?まだ何もしていないのに?」というものだった。
まぁ、様々な思惑を乗せてのものだったのだろうなぁ、と、
四半世紀前に学んだ国際関係論を思い出しつつ、しばし、頭の体操など。
以下、誰でも考えるようなこととは思いつつ。

やはり、本人(とその周囲)への国際社会の期待の表れとして考えたのだろうなぁ、と。
具体的な成果はさておいたとしても、ともかく、国際政治の中に、
希望の息吹きを吹き込んでくれたことは間違いない。
「がんばれ」「期待しているぞ」「弱音を吐くな」「成果を見せてくれ」という感じか。

無論、その背景にあったであろう、
(さすがに名指しでの批判はないだろうが)前の大統領への「評価」というか、
「(アメリカに対して)国際社会に二度とあんなアホは送り出すなよ!」
とのメッセージも含まれているだろうことも、想像に難くない。

また、彼の足を引っ張ろうとする勢力に対して「邪魔するなよ」のメッセージとして。
オバマの足を引っ張ろうとする勢力は、いくらもいる。
その勢力が、ノーベル平和賞をどの程度意識してくれるかどうかはさておくとしても、
少なくても、国際社会はアンタの側にはないよ、というメッセージにはなるだろう。
何せ、「たかがノーベル賞」とは言えない重みがあるのがノーベル賞なのだから。

11月の来日では無理かもしれないが、
近い将来、広島と長崎を訪問してくれるものと信じている。
それがかなった時、時代はさらに大きく変わっていく。
ともあれ、久し振りに「言葉の力」を感じさせてくれる政治的リーダーの出現と、
その御仁が名誉ある賞を受賞したことを、素直に喜びたい&祝意を示したい。
まずは、ノーベル平和賞の受賞講演が楽しみ。
広島、長崎では、どんな演説をしてくれるだろうか。
さすがにこいつは、ちょいと早い、か。

この日、2つ違いの弟の誕生日。
何ということではないが、携帯に電話する。
お互い、40代半ば、か……。

(10月13日アップ)