「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

【10月4日】充実した日曜日

2009-10-04 23:05:50 | 日常の一コマ
結局のところ、4時過ぎまで、メールやら資料整理やら。

サモアへの現地調査の調整、
神戸町での防災訓練の資料を関係者に送ること、
アジア防災センターの客員研修員の本学への受け入れ、
防災士会からのワークショップ依頼についての返信、等々。

という訳で、日曜日も午前中はナシ。
母は朝から茶事なれど見送りもできず。
午後1時過ぎにブランチ。シャワーの後、稲毛を発つ。
総武線快速と東海道線を乗り継いで富士に行くことで、
車中を仕事の時間に充てることにする。
在来線で3時間余。PCの電源は持つ。コーヒーも買った。
車中はメールに原稿、新型インフルエンザについての
新書の斜め読み、等々。

沼津で途中下車。1本遅らせ、駅ビル内の食品街で夕食の買い物。
富士駅から新富士駅近くの駐車場までは15分ほど散歩。

I知事のコメントをニュースで聞く。
2016年五輪開催地決定の顛末、どう考えても「無理筋」の話。
にもかかわらず、思いつきか、目くらましかは知らないが、
誰かが入れ知恵したのであろう。
そして、そこに金の匂いを嗅ぎつけたものが集まり、
150億円?の税金を投入させるべく煽ったのであろう。
別の形での次世代への「投資」もできただろうに……。

東京が最初に落選しなかったのが不思議だったが、
「東京にもメンツがあろう」という配慮でも働いた、
いや、働き過ぎたのだろうなぁ、と思う。
アメリカにお灸をすえなくては、との思いはあったとしても、
オバマ政権に恥をかかす必要はないと思うのだが……。

「見えない歴然とした政治的なもの」の存在など、端から明らか。
今さら恥ずかしげもなく口にする感覚が理解出来ない。
言い訳として受け入れられると思っているところが怖い。
でも、なぜか、言い訳として通用してしまう。
日本が下り坂に入って久しい、ということなのだろう……。

久し振りにNHK地上波を見る。
NHKスペシャル「セーフティーネット・クライシス」
ムダに消えた150億円を初等中等教育に使ったならば、
少なくとも多少のインパクトある勝負は出来たと思う……。

明日午後の防災ボランティアの広域連携について
パワーポイント18枚の資料にまとめる。
たたき台にはなろう。

相変わらず、臨床救急医学会誌への投稿論文が進まない……。