<大神山神社 おおがみやまじんじゃ>
出雲のお隣・伯耆国(ほうきこく)
の語源を探って行きますと、
「水」「蛇」「蛇神」……など、
すべてが「蛇」と関連することに気づきます。
つまり、この地には何らかの形で
「蛇」や「龍」を神と崇める人々が関わり、
ワラヘビなどの民間信仰だけでなく、
国の名称になるほど強い影響を与えていたのでしょう。
もしかすると、様々なトーテムを拝む
「ミャオ族」などの大陸人、
あるいは様々なトーテムを携えた
古代イスラエル氏族の中でも、
主に「蛇」や「龍」をシンボルとする一族が、
縄文時代を中心として出雲や
伯耆一帯にやってきたのかもしれません。
そして、弥生時代に入ると、
それに追従するかのように渡来した
「牛」と縁する一族が、「殺牛祭祀」
の痕跡が残る播磨や但馬のあたりに
住みついたとも考えられますね。
もしかすると、彼らの多くが
「スサノオ信仰」の持ち主であったため、
「龍蛇族」も「牛族」も、一緒くたに
「スサノオ」として描写されたことが、
古代神話の解読を困難にしてしまったのでしょうか……。
いずれにせよ、「龍蛇族」と「牛族」の違いというのは、
古代イスラエル氏族の部族の違いであり、
元をたどればまさしく「蝶から生まれた兄弟」
だったような気が個人的にはするのです。