豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

省エネ・エコ電化住宅とは…北斗市

2011-04-06 18:05:46 | ファース本部
家中を全て電化装備するオール電化住宅は、この原発事故で抜本的な見直しが必要です。
電気エネルギーは、電化機器を稼働させるまでのプロセスで、既に多くのエネルギーを消費しているという現実があります。

石油や石炭を燃焼させて水蒸気をつくり、その水蒸気でタービンを回し、その回転軸で発電します。
出来た電気は変電所、配電所で周波数や電圧などを調整してから家庭や事業所などに送電します。
その経路の中でも多くの変電ロス、送電ロスが生じます。
このようなプロセスで手元に届いた電気はとても貴重なエネルギーと云えるのでしょう。

1kwの電気を利用する時は、既に三倍3kwのエネルギーを使い切っているのです。
このような貴重な電気エネルギーですが、ヒートポンプ活用で1kwの電力消費で3kw以上のエネルギーを取り出す方法があります。
ヒートポンプは、そのエネルギー消費効率を機器性能と家の性能に合わせ、上手に使用すると4倍、5倍、6倍にも活用する事が出来ます。

石油やガス、石炭、薪なども、燃焼させて暖房や厨房に使用するには燃焼効率が伴います。
例えば石油1リッターの燃焼で8240calの熱を発生させますが、石油を燃やすために取り入れる冷たい外気(酸素)と燃焼ガスを廃棄する時には必ずロスが生じます。
決して100%を暖房厨房に利用出来ず、場合によって50%を切る場合も多くあります。

私達ファース本部は、高機能エアコンの性能と家の性能をフィットさせ、マイナス10℃の寒冷地でもエアコン1台か2台で全館を20℃以上に暖房し、しかも普通の家の3分の1以下のエネルギーに抑える家づくりを実践しています。
冷房も確実に消費エネルギーの60%以上は省エネ実践しています。
今後は単なる電化ではなく、まさに省エネ・エコ電化住宅が主流になるのは必然なのでしょう。

さて今日は、上磯中学校の入学式がありました。
生徒が通る本社前掲示板(写真)にも入学を祝うスタッフメッセージが掲げられています。
私も学校評議員として晴れがましい入学式に参加したものの、持病の胸痛の対処薬を持参していなかったため已む無く途中退席。急いで病院治療を受けて夕方には完全復帰をいたしました。
この自己管理欠如で学校関係者には大変な失礼をおかけました。自己管理は徹底しなければ…

明日は全国から参集するファース検査員講習で半日講義を行います。
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