豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

「人知不信」と金(ゴールド)相場…北斗市

2011-04-16 16:53:13 | ファース本部
先週は、アメリカ・ニューヨークの金(ゴールド)の相場が驚きの高値になったそうです。
これは、リビア内戦が影響して原油価格が上がりし、株などのペーパーマネーからの資金がゴールド投機に流入している事が理由と云えます。

東日本大震災の直後には、資金需要を見込んで金が売られ、金の値下がりしたものの、数日もしないうちに右上がりに転じたと言います。
「金・ゴールド」は、酸化や腐食せず、天災や戦火でも原型をとどめ、恐慌や騒乱にも強かにその価値を保持してきたのです。

今回の原発事故にも金相場はさほどの影響を受けていないようです。
どのような状況下にもこの金の価値が安定しているのには理由があります。
それは、この地球を掘り尽くしても総量が直径30メートルほどの球にしかならないほどの希少性なのでしょう。

既にそのうちの70%は採掘され尽くしていますが、去年の産出量は9年ぶりに過去最高を更新したと言います。
ある経済コラムには、「金は噂で買い、ニュースで売る」のが金取引の勘所と書いていました。
金相場は、戦乱やインフレの気配で仕込み、現実となって少しでも高値がつく時点で売り放すのだそうです。

その金相場のプロ達もこの日本の大災害には、世界経済の暗雲として捉え、この先も「金の買い動向」は続くと見られています。動乱、大災害などの時は、金相場が上がる事を知っています。
この経済コラムでは、「金頼みは人知不信」の裏返しと…

「人知不信」この国難をしっかりと先導する国家リーダーが存在し、国民に安心安全な、確たる方向性を見せる事が出来れば、金相場に頼る事などないのでしょう。
明日から統一地方選挙後半戦がスタートします。「人知不信」にならない人材を選びましょう。

さて、シトシト春雨で明けた今日の北斗市でしたが、昼頃には雷が鳴って大雨が…
この時間は晴れきましたが怪しい空模様です。
写真は先ほど撮った平成元年建築のFAS1号棟です。
明日17日は、北海道新聞の朝刊「朝の食卓」に私のコラムが載る日です。blogram投票ボタン
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