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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

教員対象の夏季教育研修セミナーで講演を…七飯町~北斗市

2010-08-05 17:34:19 | ファース本部
「家づくりは人づくり」を私達ファース本部は格言として確認しあっています。
家づくりは、何種類もの部材、資材を細工して組み立て、住まい空間を構築します。
その過程で人と人とが向き合いながら協力し合わなければ家づくりは成立しません。
家づくりと云う事業や作業を通じて人は成長して行くのでしょう。

今日は渡島小中学校長会(会長・野戸誠一 上磯中学校長)主催の夏季教育研修セミナーが大沼国定公園内の大沼国際セミナーハウスで開催されました。私はこのセミナーの講師を依頼され、「家づくりと人づくりの共通点」のテーマで80分間の講演をさせて戴きました。

学校経営を目指す、教頭先生や教務の先生など150名ほどの参加者の前での講話です。
教育とは「人間形成への営み」と定義づけされますが、私のような中卒者の話も視点の異なる切り口から学校教育現場に活用出来るヒントを発掘しようとの企画だったようです。

茅葺屋根の神秘的な機能や性能は、先人達が積年で培った技術と技能です。
またこの家屋の真ん中に位置する「囲炉裏」は、家族を融合するコアでした。
一番、温かい囲炉裏端に家族が集い、家長の父が薪をくべ、母が湯を沸かし炊事をし、その周りに子供達が卓袱台を持ち込んで勉強し、食事などをしたものです。

喜びも哀しみも、そして喧嘩をして仲直りする事もこの囲炉裏端で行われました。
時代は遷り変り現在は囲炉裏そのものが無くなりました。しかし、その家族融合が自然に出来た囲炉裏端の手法を学校教育に活用できないものかとの提言でした。

講話後、「子供を幸せにした分だけ関わった教師も幸せになれる」と云うのが講話の主旨と、主催者の先生がまとめてくれました。正にその通り、緊張感から解放される一瞬でした。写真はセミナーハウスの在る大沼国定公園ですが、とても蒸し暑い一日でした。

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