私達1人が1日24時間で排出するCO2は、平均約26㎏と云われています。
このCO2は、主に化石燃料を燃焼させることから発生させています。
原子力発電はCO2を出さないため、国は総ての発電所を段階的に原子力にする計画を立てましたが、福島第一原発事故で総てが頓挫してしまいました。
火力発電所は石油、石炭、天然ガス等を燃焼させ人の何億倍ものCO2を排出しています。
その他にはモノづくりの工場のボイラーで灯油を燃焼させています。
自動車や飛行機はガソリンを燃やして大量のCO2を出します。
化石燃料を燃やして水蒸気をつくり、その水蒸気タービンで発電してから家庭や工場などに配電しますが、送電ロスもあるため電気はかなり贅沢なエネルギーでもあります。
その電気がなければ、照明がつきません。テレビが見られません。冷蔵庫が使用できません。
最近は住宅の断熱性能が向上したので、エアコンでの冷暖房が多くなりました。
私達のファース工法も総てエアコンだけで氷点下になる北海道から冬の無い沖縄までの冷暖房を賄っております。それはエアコンにはエネルギー消費効率(APF)で石油やガスより合理的で省エネでエネルギー活用が出来るからです。
石油やガスでボイラー稼働させていた給湯設備も、エコキュートと云われる電気式のヒートポンプ方式の給湯器で省エネ給湯を出来るようになっております。
石油を燃やして電気をつくり、その電気より省エネにするには、APFが高いからです。
1kwの電力をつくるには既に3kwの石油やガスを燃やしています。しかしAPFを6にすると3kwで2倍のエネルギーを取り出したことになります。
それには「#ファース工法」のように住宅性能が必須であることを前提であることです。
写真は私のデスクの上にある二酸化炭素測定器ですが、人の呼吸等から吐き出したCO2 が主であり室内基準1000ppm以内が目安とされます。
ちなみに外の綺麗な空気は400ppm程度です。