家は出来上がり、お施主様ご家族が暮らし始めてからが真の家づくりが始まります。
造って売って終わりではありません。
当方は何度もこのコラムで綴っていますが、人が住み始めると多くの事象が具現化します。
当然なのですが、住宅は施主の生活空間になる訳ですから、生活のために動き回れば、建具も家具も床や壁も傷みます。
住宅はヒトの住むことで色々なストレスを受けてこそ、住まいなのです。
家づくりを下請けに施工させて代金を受け取り、売って終わりにはなりません。
家を売ることを目的にしたハウスメーカーの存在を私は、最初から否定し続けてきました。
子供が成長すると住まいも合わせなければなりません。
施主が年齢を重ねると体力的な自由度が損なわれてきます。
つまり住宅は住む人の生活に寄り添って行く事が極めて重要だと思われます。
そのためには、出来るだけ近くに存在する地域工務店の役割がとても重宝です。
私達ファース・グループの工務店は全国各地に180社ありますが、総てが地域密着です。
中には高齢者の病院送迎を頼まれることもある工務店も存在します。
施主と施工工務店は、常に地域でのパートナーシップでもあるのです。
組織が大きくなると経営者と施主の距離が遠くなります。
大手ハウスメーカーの社長の名前や顔の知らない施主さんは多くおります。
一方、地域工務店の経営者の名前や顔を知らないお施主様はひとりもおりません。
「#ファース工務店」の経営者は常に施主ファーストで家づくりを行っており、その工務店さんには、お施主様に満足して頂けるハードを提供するのが私達ファース本部の責務です。
今日の土曜日も出社して色々な研究開発を行っておりました。