goo blog サービス終了のお知らせ 

豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

組織を腐らす既得権益…北斗市

2015-11-24 17:14:10 | ファース本部

テレビドラマ「相棒」は、警察、検察、法務省など、組織の在り方を鋭く抉る内容になっています。ドラマですから演出や脚色もあるのでしょうが、組織防衛の裏側に潜む人間の心情的な醜い部分などは、そうとうに的を射た筋書きだと思われます。
組織防衛は、都民や国民のためと言うより、我身の保身に他ならないからです。

先般は、ある会合で名刺交換した相手の方が「旭化成建材」の社員さんでした。
彼は、「大変ご迷惑とお騒がせして申し訳ありません」が、名刺交換する際の言葉です。
彼は、断熱材部門の1社員であり問題の杭打ち部門と全く無関係のない部署なのですが。

この旭化成建材、東芝、フォルクスワーゲンなど、名立たる企業の不祥事は、まさに「関係したモノの組織防衛と我身の保身」が初期対応を躊躇させ、その後の対応遅れで雁字搦めに。
会社は規模が拡大するとピラミッド型となって官僚化すると言われます。

組織の官僚化は、事例慣例に基づき、確実で安定した組織運営に向いています。
一方では、その過程で出来る既得権益が次第に一部の人の所有物のように勘違いされた組織になるのでしょう。組織経営は常にトップの責任が問われます。ゆえに有事の際は、その既得権を逸してしまう事の怖れに慄き、懸命に隠蔽する行動に走ります。

普段から風通しの良い組織や会社にしておくべきなのでしょう。
「大きい事は良い事だ」との流行語がありました。
大きくて為しうる事も多いのですが、大き過ぎて末端壊死する確率は高まる事もあります。
企業や組織は、人で構成しています。機械ではない人には、真心と言う潤滑油が不可欠です。

大きくなる組織は、隅々までこの真心は行き届かなくなることが一番の懸念事項です。
私達ファース本部は、工務店経営を「小さなことを良い事とする」を基本にしています。
小規模工務店は、そもそも既得権益など出来もせず、隠す事も逃げる事象などはありません。

お施主様、協力業者様、地域住民との常に通じ合っていると穏やかな時間を過ごせます。
写真はファースの家のロゴプレートです。文字が下手でしょう…私の字ですから(笑)

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする