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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

工務店選択で家づくりの善し悪しが…北斗市

2014-04-08 18:15:30 | ファース本部
NPO法人住宅110番のレギュラー回答者を務めて既に10年以上になります。
相談メールで「工務店の選択キーワードを教えて」と言う内容のものがありました。
相談者は、子供の頃に地域の大工さんが建築して80年も経った家に住んでいたそうです。
20年以上も前に父親が亡くなり、その後、大手ハウスメーカーで新築を果たしたといいますが。

当時は、最新だった高気密、高断熱の触れ込みに感化されて建築したものの、期待を大きく裏切り、冬寒く、夏暑く、冷暖房費用も高額に及ぶとのことです。
相談者は、大手ハウスメーカーでもこの程度の高気密、高断熱の技術しかないのだから、私達のような地域の零細な工務店は、まったくだめなのではなかいと述べていました。

これから家づくりを目指す方々にとっては、多額な建築費を投入する家づくりに、このような事が共通の不安材料として潜在しているようです。
一生一代の大事業である家づくりに対して悔いを残したくないのは誰しも同じなのです。

大手ハウスメーカーと地域工務店との家づくりを対比して、そのメリット・デメリットをシンプルに言い表すことは難しいと思います。
しかし、家づくりは、竣工し、建主さんが住み始めてからが本当の家づくりの始まりである事を実践できる事がキーワードであると断言できます。

ハウスメーカーであっても地域の小さな工務店であっても「家は竣工してからが本当の家づくり」が成されているかどうかを検証すれば選択肢が狭まると思います。
家は数十万個の部材の構成であり、部材も季節や天候などで機能、性能などが変化します。

また、住む人の使い勝手やライフスタイルの変更、年齢の積み重ね、家族数の変更などで家の在り方が大きく異なって参ります。つまり、家は常に生き物のように活動しており、その家づくりに終わりの時期はやって来ないのです。

ともあれ地域工務店が冒頭のような建主さんの期待を裏切る家づくりを行ったら、その地域に留まることは出来ないのでしょう。写真は地域工務店さんに限定して技術提供を行うため、断熱材試験を行っております。
明日はこの断熱材ボックスの落下強度試験を…

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