宮城県の中規模の病院の神経内科から、
右片麻痺を来たした脳梗塞の治療を終了し、
原因は、血小板数の増加によると診断された73歳女性が受診した。
実は、T大学病院には、3年前血小板増多で紹介、受診されていた。
本人、家族は、診断、治療方針不明で、
通院を続けなけらばいけないかどうかの説明もないままに、
通院しなくなった。
そして脳梗塞を発症した。
今回、T大学病院へ、中規模の病院から通院内容を問い合わせ、
その回答は、
”患者、家族が検査、治療をきぼうされなかったため”であったと
紹介状に記載されていた。
当院への受診入院加療を希望されて来院された患者、家族の態度からは
T大学病院の回答をそのまま受け入れられない。
大学病院医師の態度に、困惑し、通院しなくなったか、
予約が無いままの中断ではないかと思えた。
農家の一家で、朴訥、寡黙。
特に患者は、虚弱で、低い声で、話す速度が遅い。
T大学病院の医師のスピードについて行くのは大変だっただろう。
T大学病院の血液科の医師は、無治療の顛末を予想できなければならない。
患者、家族の態度のための結果と言い放つのは問題だ。
反省はないのだろうか!
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