期末試験を採点しています。
問題は、空欄に単語を記入し、文章を完成させる形式です。
単語を100記入した解答用紙を目下採点中です。
限りなく、落第点の解答用紙は、
いろいろな知見を与えてくれます。
未知なる言語に遭遇し、身につけていく過程を垣間見せてもらえますし、
人体に関する単語、知識は極めて限定的、狭い世界のものであることに気づかされ、
絶対的、唯一の単語のみを正解とする文章作成の困難さを突き付けられます。
苦し紛れに生み出された想像にあふれた言葉に驚き、楽しくなります。
でも不正解。
他者と、会話が成立できるための知識習得が講義の主題ですので。
重要なポイントをずらさずに注意を引きつけることの難しさも実感します。
たとえを、ずれた視点でとらえた解答に愕然とし、教育の責任がのしかかってきます。
学生の必死さ、それなりのレベルで学習しているいじらしさも感じながらの採点です。
採点に興味津々で、手の動きをじっと目で追いかけて、頭をふりふり反応しているうちに、じれて答案用紙を抱え込んで邪魔をしているメメ
