一般的には
越後長岡にある大和屋(創業1778年)の”越の雪”
金沢にある森八(創業1625年)の”長生殿”
松江にある明治に復活した風流堂の”山川”
いずれの3品ともに、お茶席に良し、携行に良しの歴史ある干菓子である。
私の好みは
宮城は、元角田今は大河原にある市場家の”晒よし飴”
京都は左京区今出川にある緑寿庵清水(創業1847年)の”丹波黒豆うす紫(金平糖)”
福岡は松屋(創業1673年)の鶏卵素麺です。
後味の良い、甘い、甘いお菓子です。
菓子の由来も歴史も3大銘菓と称される品に劣らないのに、なぜ普遍化しなかったのだろう?
形はユニーク、製法も一筋縄では行かない一子相伝で、量産できなかったからなのか?
年末には黒豆の金平糖を味わい。年始には晒よし飴でこの1年が清潔な年であるように祈る2010年の始まりがちかづいています。