連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

予測外の異常事態が医療行為中に発生したとき、情報を伝達する人員的余裕はあるか?

2006-06-23 13:59:37 | 健康・病気

22日午後7時30分からのNHKクローズアップ現代は、福島県立大野病院産婦人科医師の逮捕をきっかけにした動きをテーマにしていた。”緊急””重労働”に直面する可能性のある診療科敬遠が、さらに加速され閉鎖にいたった状態を、医療の信頼性が揺らいでいる、無責任と、その原因を医療側に押し付けているように受け止められた。

今、切実に求められているのは、病気になる個々人の情報は得られがたく、特に、平均からずれた状態が発生した患者については、医学常識を超えた状態で、生命の危険性が大きくなり、死が目前に迫った状態になるという常識を持ってもらう。

緊急事態に至る症例を、可能なかぎり少なく、避けるためには、医療検査を、精細に行える医療活動の経済的裏づけを保障し(現在の医療費削減は逆行)、説明可能な時間確保をするための人員補充(医療専門家の育成は早急にいかないので、役に立つ人員は補充できないので、医療施設の削減はやむをえないと考えてもらわなければ困る。)。

患者は、今までの家族の生体情報を医療側に伝える。

医療現場は、人員を確保し、説明できる体制をとる。

人員補充可能な、医療経済の整備。

知識亢進可能な、時間的余裕を医療者に与える。

神ではない、医師が見通せない患者の急変状態に対する、医療現場の実態の把握を、報道してほしい。刻々と変化する状態に対して、瞬時に判断し、処置を指示し、実行する、さらなる変化に対応してまた、事態の把握、指示しながら医師としての医療行為を行う。

今の、保障されている医療体制は、常のときであって、緊急事態に対応ではない。緊急事態なんて、めったに起きません。しかし、起きたときの人手は、余計にいるでしょう。この余計な人を常ではどのように確保しておけばよいでしょうか!

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