迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

日本のプロ野球をダメにするNPB

2005年10月03日 | スポーツ
辻内と陽のドラフト抽選で混乱、交渉権印で勘違い
高校生ドラフトの1巡目で、辻内と陽の抽選結果を巡り、混乱が生じた。
辻内は巨人とオリックスが競合。先に抽選用紙を開き、日本プロフェショナル野球組織(NPB)の承認印を交渉権確定の印と勘違いしたオリックスの中村ゼネラルマネジャー(GM)が喜びを爆発させた。そのため巨人・堀内監督は外れたものと受け取り、席に戻った。
その後の陽の抽選でも、ソフトバンクの王監督が当たりと勘違い。席に戻った日本ハム・ヒルマン監督が「当たっているのではないか」と高田GMに用紙を見せたところ、「交渉権確定」の文字があった。
会議の議長を務めた小池唯夫パ・リーグ会長がすべての用紙を再確認したところ、巨人と日本ハムがそれぞれ交渉権を獲得したことが判明。オリックスとソフトバンクは異議を申し立てなかった。
コミッショナー事務局から抽選前に用紙についての説明などは行われておらず、抽選後も、立会人の小池議長がすぐに確認をしなかったという。用紙そのものは「毎年同じものを使っている」(コミッショナー事務局関係者)というが、事前の説明と確認をしなかったことが混乱を招いたといえる。
長谷川一雄コミッショナー事務局長は会議終了後、大阪桐蔭、福岡第一の両校に電話をかけ、「不手際があり、申し訳ありませんでした」と謝罪。後日、改めて謝罪の文書を送ることになった。根来泰周コミッショナーは「(選手に)ぬか喜びさせてしまったところもあったと思う。(チェック作業などの)仕組みを直さないといけないかも知れない」と話した。

今日行われた高校生ドラフトにおける不手際だが、事前の説明を怠り、抽選後も立会人の小池議長がすぐに確認をしなかったという二重のミス。
当たりの用紙に「交渉権確定」、ハズレの用紙は白紙のままにしておけばこのような混乱は起きなかったはず。
とりあえず、今回の不手際の責任を明確にし、担当者を処分して欲しい。
NPBは選手会が望んだ完全ウエーバー制を見送り、不透明な自由枠を残すなど、日本のプロ野球のためになることをしていないどころか、日本のプロ野球をダメにしている。
プロ野球人気が低下し、危機感を持たれているこの時期に、こんなたるんだことをしているようでは、来シーズンも続きそうなプロ野球の惨状が目に見えるようである。