すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

キヨちゃんが戻るまでに・・・

2015-08-02 16:12:48 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんの退院は5日である。幸い自分で何でも出来るので、洗濯物を取りに行く事もなく、休みに見舞う程度で良いから助かる。
 その代わり、キヨちゃんの留守中に、何とか家の体裁を整えようとすると本当に時間が無い。その中でも草が一番厄介だ。
 休みの日、キヨちゃんの所に行く前でもちょっと引いたり、行かない日は頑張って抜いているが、まあ勢いはとどまるところを知らない。大体、庭だけとか花畑だけならいいのだが、畑や家の周囲まで入れると草の方が2枚も3枚も上である。
 今日は朝リネンを干した。くりりんを送り出してから拭き掃除をして、家の周りの蜘蛛の巣などの掃除をした。それから、少し休憩をしていると親戚のお姉ちゃんがスイカやかぼちゃを持ってきてくれた。一緒にお茶にしようと思っていたのに、いつの間にか帰ってしまった。
 そうしているとキヨちゃんから電話。近所のご夫婦が見舞いに来てくれたと言う。そして、
 「後3日じゃけん母ちゃん頑張るな。」
との言葉。うん、本当に頑張っているのだ。で、私も頑張らなくちゃ・・・と、洗濯物を取り込んだ。
 午後3時頃に雨が降るとの予報だったが、それまでは痛いほどの日差しだったので、洗濯物はあっという間に乾いている。それでも少し雲も出てきたので、リュウを連れてお墓の掃除に行った。
 ところが、開け放した窓から飛び込んできたセミに驚いたリュウが車の中で粗相。まあ、敷物の上なので事なきを得たが、何でもビビりすぎである。
 そしてお寺について、水を出すか出さないかの内にぽつぽつと雨。大急ぎで墓を洗って、ハナシバを交換。そうすると雷を伴って雨も激しくなってきた。お線香はあきらめて、手だけ合わせて急いで屋根の下に戻った。
 家についてからは、リュウを裏につないで、雨が小降りになったのを見計らって少し草取りを始めた。ちょっと掘ると土は真っ白に乾いている。
 「この程度の雨じゃだめだな・・・。」
とひとりごちていると、聞いていたのかどうか、雷は大きくなり結構な雷雨になった。時々停電する。
 このくらいの雨なら、少し畑も潤ったり、涼しくなるかもしれない。ただし、リュウは怯えてすくんでいる。
 汗まみれだし、雨にも濡れたので早めにお風呂にした。ただ、これから台所に立てばまた大汗かくのは必至だな・・・。

*午前中、うだるような暑さの中のくろべえ。
     

*まだ雷の無い時間は、木陰で余裕のリュウ。穴は自作。
     

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3 コメント

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Unknown (スバル)
2015-08-02 18:25:30
こんにちは。
ご無沙汰です。
名古屋の暑さは半端なく暑くてゆでだこになりそうです。
キヨちゃんもお元気でないよりです。
忙しいけれど今は二人だけの生活たのしんでくださいね。キヨちゃんには内緒。
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Unknown (ふくだ)
2015-08-03 15:42:18
リュウちゃん、誇らしげな顔が可愛い(^-^)
作物はあれやこれやと手をかけてあげないと元気が半減するのに、草の生命力と言ったら、ねぇ!憎らしい!
「母ちゃん頑張るな」の言葉にはウルッときました。
返信する
Unknown (すずしろ)
2015-08-04 21:38:57
スバル様
帰ってきたら、私なりに頑張ったけど、多分畑や山の様子に嘆くんじゃないかと、今からドキドキです(笑)。

ふくだ様
本当にストイックに頑張ってるんですよ。
いよいよ明日退院です。
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