すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

いいキヨちゃん、悪いキヨちゃん。いいすずしろ、鬼すずしろ。

2021-06-19 20:06:55 | うちのキヨちゃん
 今日は久しぶりに友人と出かけた。とは言え、コロナ禍なので、別に遠出するでもなく、近場で、しかもショッピングモールで「ウインドウショッピング」と言うわけでもなく、もっぱら日用品の私の買い物に付き合ってもらいつつ、久しくゆっくり話すことがなかったので、車中で話をしただけだ。
 私の休みは日曜日以外は基本「キヨちゃんの用事」である。病院だったりなのだが、カレンダーに休みを付けている手前、休みにはこうしてもらおうとか色々キヨちゃんも当てにする。なので、今回はとりあえず「外出」と書いておいた。
 昨日、
 「明日はどこへ行くん?」
とちょっと不満そうなキヨちゃん。
 「ちょっと約束ある。」
それでも特に嫌なことは言わず、買い物だけ頼まれた。当然、私も彼女も長時間出かけるつもりはなかったので、色々話したりした程度で早めに帰ってきた。
 帰ってから、お昼に作っていたまあまあ多めの「豆ごはん」と「茄子の揚げびたし」をほぼ完食していた「良いキヨちゃん」。雨の切れ間に頑張って手すりをずっと拭いてくれたらしい。それで疲れたのだと言っていた。
 なのでくりりんはお風呂の用意をし、私は夕飯づくり。ハンバーグは嫌いと言っているキヨちゃんだったが、大根おろしで煮込みにするとこれもぺろりと平らげた。
 ここまでは和やかないい雰囲気の団欒だったのだが、ちょっぴり入ったお酒のせいもあり、チビチビ嫌みが入り始めた。初めは笑って聞いていたのだが、くりりんの顔を見ながらとても嫌な言い方で嫌みを言ったので、つい私が切れてしまった。
 そうなるとキヨちゃんもイラっとするので、いつもの、
 「この家は父ちゃんと母ちゃんが作った。畑も二人でこさえた財産。お前ら罰が当たる。」
と言い始める。で、
 「ほんなん、いらんけん。」
と引き上げてしまった。
 分かってはいる。でも、何となく辛抱できない時が時々あるのだ。まあ、明日には忘れるけれど・・・。
 と言うか、多分いつもの酔い方ではないので、どこかでやっぱり酒を隠しているのか・・・。どこからともなく出てきたし・・・。それが問題だなあ。

*道中会った猿。

     

介護ブログ 介護職へ ここをクリックしてお立ち寄りください


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする