すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

にょろにょろ

2010-07-11 21:50:56 | うちのキヨちゃん
 もともと天然なキヨちゃんであるが、年齢的に心配なことも多い。ピンクの娘が長谷川式で野菜の名前を二つしか言えなかった時、(田舎の年寄りが野菜を言えないのはすごいことである)キヨちゃんにも言わせてみた。さすがにすらすらと言えたのでその時は安心したが、昨日とても心配なことが起きた。
 カレンダーの破り忘れが1枚あって、外して渡したら
 「父ちゃん、よくこの裏に文章や川柳書き寄ったなあ・・・。」
としみじみ言った。
 「母ちゃんには何にも書いてくれなんだ。」
キヨちゃんは父からラブレターを貰った経緯があるので(ラブストーリー参照)、何か残して欲しかったのかも知れない。
 「母ちゃんが62歳の時書いたのあるでえ。神経痛押さえる妻におめでとう、喜ぶべきや62の誕生日ってやつ」
そういうと嬉しそうに書き始めた。
 ところが書いているひらがなに怪しいものがいくつもある。まあ、買い物メモでも書き間違いは多いのでいつものことだが、書かないとどんどん忘れていく。しかも夕食の時にうなぎをどうしても思い出せず
 「え~とにょろにょろ」
と言い出し、鯛も思い出せなかったのであえて思い出すまで頑張ってもらった事もあり、あいうえおから書いてみてもらった。
 驚いた。名前のど忘れやうろ覚えではなく、思い出せない平仮名が3つ以上あった。
 今日小学生のひらかなと漢字のドリルを買ってきた。




私も行書の手本とノートを購入。


今夜から二人で書き取りを開始した。頼むぞキヨちゃん、まだまだ頑張ってくれ!


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コメント (4)
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