みちのくの山野草

みちのく花巻の野面から発信。

教浄寺(9/3、賢治が下宿した)

2018-09-05 18:00:00 | 賢治関連
 この度開かれた同期会(9/2~9/3)の後、その会に出席した盛岡在住のある同期生のご自宅を訪ねたならば、隣が「教浄寺」だよ、といって案内してくれた。同寺の境内には、
《1 文語詩〔僧の妻面腫れたる〕の詩碑》(平成30年9月3日撮影)

《2 》(平成30年9月3日撮影)

   文語詩       宮澤賢治
僧の妻面膨れたる  飯盛りし仏器さゝげくる
雪やみて朝日は青く  かうかうと僧は看経
寄進札そゞろに誦みて  僧の妻庫裡にしりぞく
いまはとて異の銅鼓うち  晨光はみどりとかはる
《3 》(平成30年9月3日撮影)

《4 教浄寺》(平成30年9月3日撮影)

賢治が盛岡高等農林学校への受験勉強のため、大正4年1月から4月に入学するまで、本堂西側の書院に下宿したゆかりの寺である。
            〈リーフレット「教浄寺と宮沢賢治のゆかり」より〉
《5 山屋他人の碑》(平成30年9月3日撮影)

《6 》(平成30年9月3日撮影)

もちろん、山屋他人とは雅子様の曾祖父である。

《7 ご住職のご厚意により、本堂内を拝観させて頂いた》(平成30年9月3日撮影)

《8 この場所が、賢治が下宿していた場所だという》(平成30年9月3日撮影)


 まさか、堂内に入れるなどとは思ってもいなかったのだが、友人のお陰でそれが叶って往時を偲ぶことができた。友人に感謝。

 続きへ
前へ 
 ”みちのくの山野草”のトップに戻る。

 賢治の甥の教え子である著者が、本当の宮澤賢治を私たちの手に取り戻したいと願って、賢治の真実を明らかにした『本統の賢治と本当の露』

             〈平成30年6月28日付『岩手日報』一面〉
を先頃出版いたしましたのでご案内申し上げます。
 その約一ヶ月後に、著者の実名「鈴木守」が使われている、個人攻撃ともとれそうな内容の「賢治学会代表理事名の文書」が全学会員に送付されました。
 そこで、本当の賢治が明らかにされてしまったので賢治学会は困ってしまい、慌ててこのようなことをしたのではないか、と今話題になっている本です。
 現在、岩手県内の書店での店頭販売やアマゾン等でネット販売がなされおりますのでどうぞお買い求め下さい。
 あるいは、葉書か電話にて、『本統の賢治と本当の露』を入手したい旨のお申し込みを下記宛にしていただければ、まず本書を郵送いたします。到着後、その代金分として1,620円(本体価格1,500円+税120円、送料無料)分の郵便切手をお送り下さい。
      〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木守
               電話 0198-24-9813

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 上ン平(9/2、残り後編) | トップ | 県道12号線(9/5、アケボノソ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

賢治関連」カテゴリの最新記事