みちのくの山野草

みちのく花巻の野面から発信。

「賢治学会」の一般会員の皆様に訴えたい

2018-10-07 10:00:00 | 「賢治学会」におけるハラスメント
《花巻の円万寺境内から見た鍋倉のみのり》(平成29年年9月21日撮影)
方十里 稗貫のみかも 稲熟れて み祭三日 そらはれわたる
 病のゆゑにもくちんいのちなり みのりに棄てば うれしからまし

〔「賢治学会」の一般会員の皆様に訴えたい〕
 さて、前回挙げた⑴~「⑶についてあの先輩に説明したならば何と仰ったか。
 宮澤賢治に関わって長年一生懸命頑張って活動してきた地元の組織「宮沢賢治 花巻市民の会」は、とりわけ同会は「賢治学会」のために今まで多大の協力と貢献をしてきた。だから本来であれば、「賢治学会」は「花巻市民の会」に対しては特に敬意を払い、感謝すべきはずなのだが昨今やっている事はそれとは全く逆の事だわな。「賢治学会」はこれでもかこれでもかというようにいじめているとしか思えんな。これじゃ、いびりだと言わざるを得んな。
と仰って、厳しく批判された。
 私もこの頃は、先の⑵で表現したように、ここ1年ほどの間の、「市民の会」に対する「賢治学会の理事会」のなさり様は、「まるでいびりだ」と思い始めていたところでもあり、そう感ずるのは私一人ではないのだと知った。

 そして先輩は、続けて次のように仰った。
    少し視点を変えてみようか。会員を個人攻撃しているこの送付文書作成等の費用だが、この費用はどこから出ていると思う。
 そこで私は、
 もちろん「宮沢賢治学会イーハトーブセンター」の会計からだと思います。
 ちなみに、先の総会時に配られた議案書の中の予算書を見ますと、
     2018年度【収入の部】の中に
       収入総額 19,106,000円
とあり、この中から既に支出されていることになるのではないでしょうか。

 すると先輩は、
   それでは、予算案の収入の内訳はどうなっている?
と仰ったので、私は次のように答えた。
 個人会費につきましては、
    3,204,000円
であり、その内訳は 個人会員1,050人 学生会員36人です。
 そして、賛助会費等を含めても
    4,082,000円 
です。
 あれっ、ということは、
    4,082,000÷19,106,000≒21,4%
ですから、会員の負担はたった21%に過ぎなかったですね。

 すると先輩は、
 それじゃ残りは誰が主に負担していると思う。予算書に補助金という項目があるだろう、そこを見てくれ。
    補助金 10,308,000円 (花巻市補助金)
とあるだろう。では、その額は全体の約何パーセントに当たると思う。 
    10,308,000÷19,106,000≒54,0%
だ。だから、「賢治学会」の予算の半分以上が花巻市からの補助だ。荒っぽく言ってしまえば、花巻市の補助がなかったならば、「賢治学会」はほぼ運営が不可能だということだ。

 となれば当然、「賢治学会の理事会」は花巻に感謝しているはずだが、その「理事会のお偉方」は、宮澤賢治に関わって長年一生懸命頑張って活動してきた「宮沢賢治 花巻市民の会」に感謝するどころか、その地元のだよ、地元花巻の組織「宮沢賢治 巻市民の会」に対してかくのごときハラスメントをしている、これがその現実だよ。極論すれば、花巻市民の血税が、地元の組織「花巻市民の会」をいじめるために「賢治学会」によって使われている、ということを否定しきれないわけだ。
 あるいはまた、 
    10,308,000÷(1,050+36)≒9,492
ゆえ、「賢治学会員」は一人当たりなんと、一万円近くの補助を花巻市から貰ってるということになるわけだわな。それでは、花巻市民以外の会員は花巻市民に感謝していると思うか。あるいはこの理不尽に心を痛め、これはおかしいことだと声を上げているそのような会員が何人いるというのか、殆どいないだろう。

 とまれ、このような補助金の大半以上を負担している花巻市の、地元花巻市の組織「花巻市民の会」が「賢治学会」からこのような理不尽なハラスメントを受けているというわけだ。あまりにも非道すぎる。
と解説して下さった。

 私は先輩からこのように具体的に説明されて、ますますその理不尽さを痛感した。特に、花巻市民感情から言えば、「宮沢賢治 花巻市民の会」は「恩を仇で返された」と言えなくもない。
 ・そこで私は皆さんに訴えたい、これが現在の「賢治学会の実態」の一端ですと。
 ・次に花巻市民の方々に私は感謝とお詫びを申し上げたい。
    「宮沢賢治学会イーハトーブセンター」の為に花巻市の会計の中から多大のご援助を頂いておりますことに感謝し、御礼を申しあげます。
    にも拘わらず、結果的には地元の組織「花巻市民の会」の皆様に辛い思いをさせている「賢治学会」に成り代わりまして、お詫び申しあげます。
 ・そして最後に、声を大にして特に「賢治学会」の一般会員の皆さんに訴えたい。

    皆さん、果たしてこのままでいいのですか。
    もうそろそろ、おかしいことについてはおかしいと声を上げませんか。

と。
 
***********************************************************************************************************************************
 私たちは下記のような『露草協会』を設立し、高瀬露の濡れ衣を晴らし、その名誉と尊厳を取り戻すための活動を展開しております。
 
【本会入会方法】
 本会に入会御希望の方は、本ブログのコメント欄を通じてお申し込みください。
 あるいは、下記のいずれかに電話か葉書等にてご連絡ください。  
    ◇会長 高橋征穂:〒028-3623 岩手県紫波郡矢巾町煙山2-1―41 「イーハトーブ本の森」 電話019-698-2125 
    ◇事務局 鈴木守:〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 電話0198-24-9813
 また、本会に対しましてご意見や感想等がございましたならば、どうぞコメント欄にてお寄せ下さい。
                                                                                  『露草協会』会長 高橋 征穂
 続きへ
前へ 
 ”『「賢治学会」でもハラスメントが行われている』の目次”に戻る。
 ”みちのくの山野草”のトップに戻る。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 栗駒山(10/3、アンテナまで) | トップ | 栗駒山(10/3、頂上まで) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

「賢治学会」におけるハラスメント」カテゴリの最新記事