鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

県歯科医師会との懇談から

2024年06月25日 | 議会活動
令和6年6月25日(火)

 昨日から静岡県議会代表質問が始まりました。各会派の代表が新知事の政治姿勢等について確認するなど、活発な議論が交わされています。この内容については、今後まとめて報告する機会を設けたいと思います。

 各質問者からは質問内容などが予め示され、医療や福祉、健康などがキーワードとなる質問内容があります。その中には、口腔ケアにおける健康との関連項目があり、県歯科医師会との連携が重要となっています。

 さて、この日曜日、静岡市内にて県歯科医師連盟が主催する会員向けの研修セミナーに、県議会の「県民の歯と口の健康を守る議員連盟」の副会長として参加させていただきました。
 内容は「これからの歯科の展望」などに関する講演が2本あり、県議会としてその動向を理解しながら、県民の歯と口の健康を守るために取り組んでいくことになります。

 私が関わる議員連盟は、毎年、歯科医師会が抱える課題について勉強会などを開催し、県の次年度要望に反映するための活動を行っています。これまでの活動の一例では、認知症予防を目的とした「オーラルフレイル」を取り上げ県に訴えてきました。私自身も、一般質問などで取り上げ、口腔ケアの重要性について、論戦を挑んできました。
 口腔ケアと健康については、元旦に発生した能登半島地震において、本県から派遣された災害歯科支援チームが避難者の口腔ケアを通じた健康維持等に貢献しています。

 今年度は、本県が平成21年1月25日に制定した「静岡県民の歯や口の健康づくり条例」の見直しについて、議連を中心にプロジェクトチームを立ち上げる予定です。
 この条例は、歯や口の機能が全身の健康を維持増進するうえで重要な役割を果たしていることにかんがみ、本県の歯や口の健康づくりについての基本理念を定め、及び県の責務等を明らかにするとともに、歯や口の健康づくりに関する施策の基本となる事項を定め、歯や口の健康づくりに関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって生涯にわたる県民の健康の増進に寄与することを目的としています。

 同様の条例は全国45都道府県で制定されています。本県の場合は条例制定から15年近く経過し、口腔ケアの重要性が増していることから、その状況を踏まえて条例改正も必要になります。

 このような機会を通じて、県民の口腔ケアによる健康づくりの推進に、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
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