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初夏、芳香ある花を金銀綾なしてつけていたスイカズラ:吸葛・忍冬(スイカズラ科スイカズラ属)が(05年6月7日記事)、青黒い実をつけています。
果実は液果で、9~12月に黒く熟し、直径5~6mmの球形で2個ずつ並んでつきます。種子は長さ約3mmの広楕円形です。
このスイカズラ、日本でこそあまり庭には植えられませんが、ツュンベリによってヨローッパに紹介されたのが1700年代後半、外国ではJapanese Honeysuckleなどの名前で観賞用に庭園などに植えられ、やがてそれが野外に逸出帰化し、今では駆除困難な強害草になっているといいます。
ナイヤガラの滝付近では野生化したスイカズラが一面に水辺を覆っているのをご覧になった方も多いと思います。海外の気候風土が適したのか、本国よりも盛んに繁殖している出国植物の例です。
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