第12番札所焼山寺。
標高720m、四国霊場の中では三番目に高いところにあるお寺である。
境内には、杉の巨木が林立し、いかにも深山を思わす趣が有る。
ここからは四国山地の雄大な山々が眺められる。
【写真:焼山寺境内】
遍路道は、ここから標高差520mを一気に駆け下りる。
目指すは徳島市街地の西端に位置する第13番札所大日寺。
“昔からの歩き遍路地図”を見ると、ここに至る道は二通り有る。
町営バスの終点から鍋岩までは同じルートを通る、
一つは、ここから玉ケ峠を越え、鮎喰川に沿って下る22キロ。
もう一つは、そのまま県道を下り、寄井の集落から国道438号を経て、
鬼籠野(おろの)から県道21号を行く25キロのルートで有る。
【写真:下る遍路道】
前者は鮎喰川の清流が疲れを癒してくれる昔ながらの遍路道。
後者は、30分ほど所要時間が長くなるが、殆どがアスファルト道で
アップダウンも少ないと言う。しかも道中には神山温泉がある。
ここは迷う事も無く、温泉に心惹かれ後者を選択した。
焼山寺からは杉の落ち葉の覆う、急な坂道を転がるように下る。
真直ぐ下ると、靴の中で足が前に押され爪を圧迫する。
出来るだけ踵で降りようとすると太ももが張って痛い。それに膝にも来る。
ジグザグに歩幅を狭めて慎重に下るとやがて車道に合流する。
少し進むと大杉が見えてくる。衛門三郎縁の杖杉庵だ。
三郎は四国遍路の元祖と言われる人物で、ここが最後の地と伝えられている。
【写真:衛門三郎とお大師の像】
ここから再び遍路道に分け入る。
急峻な下り道は、有る所は岩がごろごろ、有る所は草が茂り歩き辛い。
砕けた岩で足がズルッと滑るので足先には最新の注意が必要だ。
再び車道に合流するとやがて集落の中を行き、町営バスの終点から鍋岩に至る。
ここで左にとると遍路道。我々はそのまま県道43号を下る。
標高720m、四国霊場の中では三番目に高いところにあるお寺である。
境内には、杉の巨木が林立し、いかにも深山を思わす趣が有る。
ここからは四国山地の雄大な山々が眺められる。
【写真:焼山寺境内】
遍路道は、ここから標高差520mを一気に駆け下りる。
目指すは徳島市街地の西端に位置する第13番札所大日寺。
“昔からの歩き遍路地図”を見ると、ここに至る道は二通り有る。
町営バスの終点から鍋岩までは同じルートを通る、
一つは、ここから玉ケ峠を越え、鮎喰川に沿って下る22キロ。
もう一つは、そのまま県道を下り、寄井の集落から国道438号を経て、
鬼籠野(おろの)から県道21号を行く25キロのルートで有る。
【写真:下る遍路道】
前者は鮎喰川の清流が疲れを癒してくれる昔ながらの遍路道。
後者は、30分ほど所要時間が長くなるが、殆どがアスファルト道で
アップダウンも少ないと言う。しかも道中には神山温泉がある。
ここは迷う事も無く、温泉に心惹かれ後者を選択した。
焼山寺からは杉の落ち葉の覆う、急な坂道を転がるように下る。
真直ぐ下ると、靴の中で足が前に押され爪を圧迫する。
出来るだけ踵で降りようとすると太ももが張って痛い。それに膝にも来る。
ジグザグに歩幅を狭めて慎重に下るとやがて車道に合流する。
少し進むと大杉が見えてくる。衛門三郎縁の杖杉庵だ。
三郎は四国遍路の元祖と言われる人物で、ここが最後の地と伝えられている。
【写真:衛門三郎とお大師の像】
ここから再び遍路道に分け入る。
急峻な下り道は、有る所は岩がごろごろ、有る所は草が茂り歩き辛い。
砕けた岩で足がズルッと滑るので足先には最新の注意が必要だ。
再び車道に合流するとやがて集落の中を行き、町営バスの終点から鍋岩に至る。
ここで左にとると遍路道。我々はそのまま県道43号を下る。
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