簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

終着駅・金沢(JR乗り潰しの旅・大糸線)

2021-07-09 | Weblog
 糸魚川から北陸新幹線「はくたか」に乗り、50分ほどで北陸新幹線の
終着駅、金沢に到着した。
これで同線の未乗車区間は無くなり、乗り潰しが終わったことになる。

 新幹線はこの先新大阪まで先延伸計画があるが、一部詳細ルートが決
まっていないようだ。
2022年度末には開業予定らしいが、計画は1年半程度ずれ込んでいる。



 金沢駅は嘗て地上駅であったが高架化され、随分と綺麗になった。
駅ビルには、広大な商業施設「金沢百番館」が新装開店した。
駅前にも鼓をイメージした「鼓門」もてなしドームが造られ、「世界で
最も美しい駅」の一つに選定され程の駅となっている。



 駅前からバス利用して、昼食を予定している近江町市場に向かう。
10分ほどでバスを降りると、目の前が市場で、市民の台所とも言われる
狭い通路は、地元民よりも観光客で溢れかえっていた。

 食事時を過ぎているのに、どこの食事処も長蛇の列が出来ている。
ここはもう覚悟を決めて、少なそうな所に並ぶより仕方が無い。



 加賀百万石の城下町は、立ち寄りたいところは幾つもある。
乗り継ぎを少し後ろにずらした僅かな時間しか予定していない身には、
食事待ちのこの時間が何とももったいない。。
 この時期の金沢なら、冬の兼六園の名物、「雪つり」は是非写真に
収めたいところの一つだ。



 余談だが、「雪つり」は、北陸特有の重く湿った積雪から樹木の枝折
れを防ぐため、樹木の幹に沿って長い支柱を立て、その先端から各枝に
放射状に縄を張り、枝を保持するもので、特に兼六園では冬の風物詩と
して知られている。
 一般的には、「ゆきつり」と濁らない発音が主流らしいが、金沢では
ゆきづり」と濁って発音するらしい。



 込んでいるからか、席に着いてからも、料理が提供されるまでに随分
と待たされ、市場での食事に思わぬ時間を費やしてしまった。
時間も迫っているので、他を廻るのは断念だ。

 後はこの近くにある加賀麩の名店・不室屋に立ち寄り、好物の「生麩
鍋セット」をお土産に購入すれば、今回の旅の予定は全て終わる。
(JR乗り潰しの旅・大糸線 完)





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